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商品番号 W-BG13060710
価格3,729円(本体価格:3,390円)
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マコネーの自然派生産者として知られる、 ドメーヌ・ギヨ・ブルー。
ビオロジックやビオディナミなどを、ブルゴーニュでも最も早い段階から採用したドメーヌの1つであり、その畑では実に 50年以上も有機栽培が実践され続け、自然そのものの健全な状態 にあります。
ドメーヌが位置している クリュジーユ という地区は、ワインととても密接な関係にありその歴史は古く、910年頃からクリュニーの修道院の支配下に置かれたブドウ畑が存在していたという記録が残っているほど。
ただその後、1789年に起こったフランス革命によって破壊され、さらに繰り返される戦争とフィロキセラ被害によってブドウ畑は放置されてしまい、 その後の畑の価値は無いに等しい状態 でした…。
そんな状態のクリュジーユに、ボジョレーやムルソーで伝統的な醸造法を学んだ ジャン・ジェラルド氏 によって、わずか1ヘクタールあまりの畑からドメーヌ・ギヨ・ブルーが設立されます。
現在17ヘクタールまで拡大した所有畑の、およそ8割はフィロキセラの時代からそのまま放置された土地、しかしドメーヌ・ギヨ・ブルーが購入後に再度植樹し、良質なワインを生産した事で、 クリュジーユはもう一度その産地としてのポテンシャルが見直される事になりました。
創立者ジャン・ジェラルド氏の跡を継いだのは、彼の3人の息子たち。
長男リュドヴィック・ギヨ氏は、ボーヌの醸造学校にて醸造技術を学び、その後南仏のバンドールにあるシャトー・プラドーにて研修を積んだ人物。
次男にあたるパトリス・ギヨ氏も、ボーヌにある醸造学校にて醸造学を修めており、三男のエマニュエル・ギヨ氏はパリやロンドンのソムリエとして活躍後、ワイナリーの運営に加わっています。
彼らは自然派農法を受け継ぎ、従来行われてきた化学的な農薬を使用する農法を拒絶し、先代と変わらず 全てにおいて自然な方法 で栽培を行っています。
ドメーヌが所有している畑は、周りを森と全く使われていない状態の空き地に守られており、 本来の自然に近い環境 が維持されているため、ビオロジック農法を実践するのに非常に向いています。
彼らの所有する80%のブドウ畑は殺虫剤と除草剤に侵されていない土壌で、冬の間は雑草等をそのまま放置して土質の低下を防ぎ、常に土壌が活動している状態を保つようにしています。
この期間中人工的な耕作は一切行わず、春になると株の根元の通気性を良くし、カビや病気にかからぬよう、樹を支柱にくくりつける作業を開始します。
全てのブドウ畑は1ヘクタールあたり1万本という高い株密度になっており、ブドウの樹は収穫量を自然に制限するため短めに剪定、醸造面では 自生の天然酵母 を使用し、特性に応じた製法を選択しています。