世界５大白ワインの１つに数えられるシャトー・シャロン

このワインについて

シェリーに似た独特の製法を使い世界５大白ワインの１つに数えられるシャトー・シャロン。

規定の6年間という期間を上回る、7年間に及ぶ樽熟成を経てからでないと出荷しないという、生産者のこだわりを貫いた高品質な逸品。 緑のきらめきをもつ淡い金色のゴージャスな輝きを身にまとったワインは、まるでハンサムな若者のようです。

黄色のワインはすでに十分力強く芳香にあふれ、スパイシーなカレー、ナツメグ、ドライフルーツ、アーモンド、クルミ、なめし皮や白い花の成熟した強い香りに圧倒されることでしょう。

味わいはワインの力強さと複雑さを余すところなく表現しており、口の中を満たす風味は長い間消えません。ジュラ地方のどんな他の白ワインよりも、飲む前に十分時間を取って開かせるために早めに開栓しておくことを、ぜひお奨めします(飲む前日に開けておくぐらいがちょうど良い)。

生産者について

ダミアン・クールベは、カリフォルニアのオ・ボン・クリマでジム・クレンネデンと、また1国内ではアルザスのオリヴィエ・ツィント・フンブレヒト、マコンのオリヴィエ・メルラン、ブルゴーニュのニコラ・ポテル、そして南アフリカでもワイン造りの経験を積んでいます。

2003年、ダミアンは実家のドメーヌに戻り、父とともに働くようになりました。そして、より幅広いワイン造りのビジョンをこのジュラの地にもたらしたのです。(現在でも秘境と呼ばれるジュラでは、まだ何もかもが”伝統”にどっぷりと浸かっているのです。)2011年、父親の引退とともに、ダミアンはドメーヌの経営を正式に引き継ぎました。もちろん、父のジャン・マリーは畑やセラーを見回りながら助言を続けています。

ドメーヌの経営管理を任うダミアンの母も、ファミリー・ビジネスに密接に関わってきました。現在はダミアンの妻が、幼い2人の娘を育てながら事務管理を引き受けています。ドメーヌ・クールベは家族の力が結集した、真のファミリー・ワイナリーなのです。