トップ > イタリア > イタリアの注目生産者 > マルケージ・ディ・バローロ
トップ > イタリア > ピエモンテ > バルバレスコ
トップ > 特集
商品番号 W-IT18110124
価格25,190円(本体価格:22,900円)
[229ポイント進呈 ]
申し訳ございません。ただいま在庫がございません。
長期熟成してこそ本領発揮する偉大なる伝統的赤ワイン!
このワインについて
生産者について
長期熟成してこそ本領発揮する偉大なる伝統的赤ワイン!
このワインについて
ネッビオーロ100%。晩熟で厚い果皮のブドウ。そのため、ワインはタンニンの強いものになり、柔らかくなるには何年もかかる長期熟成向けのブドウです。大樽で発酵、大樽熟成。1962年は、ぶどうの出来はそこまでよくはなかった年。しかし、その中でも良質なブドウだけを選別し使っています。生産者について
ワイナリー「マルケージ・ディ・バローロ」の歴史は、バローロの伯爵であったファッレッティ家からはじまります。ファッレッティ家の城が残るランゲ地方は、穏やかな丘陵地帯が続く風光明媚な土地です。このランゲでフランス流のワイン醸造が流行した当時は、将来バローロが「ワインの王、王のワイン」と称されるようになるとは誰も想像していませんでした。マルケージ・ディ・バローロの歴史が始まったのは、正確には1807年。バローロの伯爵カルロ・タンクレーディ・ファッレッティがフランス貴族の娘ジュリエット・コルベール・モレヴリエと結婚してからです。ジュリエットは、太陽王ルイ14世の財政総監として活躍したジャン=バティスト・コルベールの曾孫に当たります。教養の高かったこのジュリエット・コルベールの助言により、バローロのワインは長期の熟成を経て生産されるようになり、ワインとしての価値を向上させたと伝えられています。
「ネッビオーロとバローロのテロワールの特徴をいかに良質のワインとして昇華させるか」、侯爵夫妻は生涯このテーマを追求し続けました。夫のカルロ・タンクレーディ・ファッレッティも、バローロの丘のブドウの木の保護のためにあらゆる手段を惜しまなかったといいます。
1864年、ジュリエット・コルベールは子供がないまま亡くなり、ファッレッティ家は断絶してしまいます。しかし、伯爵夫人が撒いた種はやがて花を咲かせることになるのです。伯爵のワイン醸造業を継承したのは、アッボーナ家の人々です。ピエトロ・アッボーナにとって、城とともに伯爵所有のブドウ園を購入することは簡単なことではありませんでした。ただ、この地のワイン醸造業に黄金時代をという一念が、ワイナリーの経営を支えたのです。
アッボーナ家はその後も代を重ねてバローロのブドウと醸造業の伝統を守り、改良を続けています。そして、生産されるワインはイタリア国内外で高い評価を得ています。