ようやく飲み頃を迎えた2003年産が入荷！


1855年のメドック格付けには漏れてしまったものの、それに次ぐ品質の高いワインとして位置づけられているクリュ・ブルジョワ級のシャトー。そのブルジョワ級の中でも、格付けシャトーに匹敵する実力を持っていると言われているシャトーが幾つか存在します。


今回ご案内するシャトー・ラネッサンも、間違いなくその中の一つ。いまだにロバート・パーカー氏が毎年自らテイスティングを行っている事からも、その期待の高さが伺い知れます。


ラネッサンは、第2級デュクリュ・ボーカイユやグリュオー・ラローズ、第4級ベイシュベルの程近く、サンジュリアンのコミューンのすぐ南、キュサックに位置します。


キュサック村は、サンジュリアン村とマルゴー村の中間に位置することから、ワインの風味も女性的なマルゴーと、より力強いサンジュリアンを合わせ持っているといわれる、魅力的な地域なんです！


その高い品質は、ロバート・パーカー氏も、、、


「第5級シャトーの地位が真剣に検討されるワインである。」


と絶賛！


「深みのある色とたくましくてスケールの大きな枠組みを持つ、噛みごたえのある舌触りの強烈な風味に富んだワインをつくっている。 フィネスに欠けると言って非難されるかもしれないが、この弱点は豊かでガッツのあるブラックカラントで埋め合わせしてもなお余りあるだろう。（ボルドー第4版）」


と評価しています。


シャトー・ラネッサンには、メドック地区の格付けが行われた1855年、当時第4級にも匹敵すると高評価を得ていたにも関わらず、当主が格付けを嫌い審査用のワインを提出せず格付けされなかったという噂もあります…！


ラネッサンの特徴の一つとして重要なのが、非常に長命なワインであるという事。熟成により真価を発揮するタイプのボルドーワインで、10年程度でようやく飲み頃を迎え、ヴィンテージによっては20〜30年ゆうに持ちこたえるワインもあります。


格付けシャトー並の評価を得ながら、且つ10年以上の熟成を経てしまうと、価格的にも5,000円以上を想像しますが、そこは幸運にも（？）格付けから漏れていますので、お値打価格で楽しめます！



メドック格付け入りを拒否したとも言われている、正真正銘の実力派シャトー・ラシェネ！

10年以上の熟成を経て飲み頃を迎える、クラシックなタイプのボルドーを満喫できるワインです！