メドック最大級の180ヘクタールにも及ぶ畑を持ち、年間生産本数は100万本以上に上るラローズ・トラントドン。日本にもコストパフォーマンスが非常にいいメドックワインとしてとても有名です。ダークレッドに金字のエチケット、見たことある方は多いのではないでしょうか。

ラローズ・トラントドンと言えば、メドック屈指の銘醸地ポイヤックやサン・ジュリアンに隣接した、恵まれた立地が有名。シャトー・ラトゥールに隣接しており、そういった意味でもウケの良いシャトーですね。

ロバート・パーカーも絶賛するラローズ・トラントドンですが、上級キュヴェがあることをご存知でしょうか。その名もラローズ・ペルガンソン。あえて生産量を少なくし、品質本位の醸造法を実践。その生産量はトラントドンの10〜9分の一ほど。

トラントドンはその生産量ゆえ、ポイヤックやサン・ジュリアンから離れた区画のブドウも使用しますが、このラローズ・ペルガンソンはその二つの村にほど近い区画のブドウを使用し、恵まれたテロワールを余すことなく、ワインに表現しています。

クリュ・ブルジョワの中でも格別の評価を受け続け、2020年3月にはクリュ・ブルジョワ・シュペリュールに格上げ。しかもこの2014ヴィンテージは、五つ星格付シンガポール航空のビジネスクラスで採用された実績があります。

それもそのはず、恵まれたテロワールの畑を所有することに加え、現醸造責任者がシャトー・ラトゥールで、栽培から醸造まで手掛けた敏腕醸造家だったのです！

良い土壌、良いブドウ、良い醸造家の三拍子そろっていながら、5000円以下で買えちゃう極上メドック・クリュ・ブルジョワ！
ぜひお試しください！