ボルドーの中心地メドックからさらに川の上流に位置するグラーヴ。


ボルドー白ワインの銘醸地として一定の地位を確立していますが、全体の印象としては、やや玄人好みの産地ともいえるでしょう。


しかしメドックよりも古い、ボルドーワイン発祥の地ともいえる歴史は、 高品質なワインを作る基盤 として、いまの名声を支えています。


そして筋金入りのボルドー好きの方からは、高品質なわりにお手頃なワインの多いコストパフォーマンスの高い産地、という印象を持っている方も多いかもしれません。


そんななか今回紹介するのは、そんなグラーヴの中でもワンランク上産地・・・


●ぺサック・レオニャン！


特に優れたシャトーが集まり、秀逸なテロワールを有する 、としてグラーヴ地区から1987年に独立したAOCです。


メドック格付にも入っているシャトー・オー・ブリオンをはじめ、グラーヴ格付シャトーはすべてこのぺサック・レオニャン地区に軒を連ねています。このとおり、ボルドーのトップ銘醸地です。


グラーヴの格付は、赤の格付、白の格付、そして両方とも格付に入っているシャトーの3種類がある、やや複雑な格付制度ですが、それぞれのシャトーの実力は折り紙付き。


赤白両方とも格付に入っているシャトーはわずか6つ。そのなかにシャトー・ブスコーが入っています。なぜこんな話をしているかというと、このル・パーク・ド・レオニャン・・・


●シャトー・ブスコーが作っているんです！


17世紀にまで歴史をさかのぼれる由緒あるシャトー・ブスコー。1990年代から設備投資にも力を入れており、ますます評価が高まっているシャトーです。


そのシャトー・ブスコーと現地のワイン販売会社が協力して、新しいブランドを立ち上げ。そして生まれたのがこのル・パーク・ド・レオニャンです。醸造や瓶詰めはブスコーで行っています。

〜テイスティングコメント〜 色調は深みのあるルビーレッド。 良く熟した赤いベリーの芳醇なアロマにハーブのニュアンス。トースティな樽香やスモーキーさも感じられます。 丸みがあり柔らかな口当たりで、果実味が豊かですが、力強さも兼ね備えています。 滑らかさと豊かなボリュームのバランスが秀逸で、余韻も長く続きます。

恥ずかしながら、試飲をした段階ではこの情報はまだ届いておらず、「やたらと美味しいぺサック・レオニャンだな・・・」とか「なんかレベルの違う味わいがする！」とか言い合っておりました。ほんとうに恥ずかしながら。


それはそうですよね。いくらカジュアルラインとはいえ、格付シャトーが作っているのですから・・・しかも・・・


●超大当たり2015年産！


もはや言わずと知れた 「偉大なヴィンテージ」 2015年のぺサック・レオニャン！


そもそも産地が違うので、あまり比較することじゃないんですが、この年はマルゴーやポイヤックなどのオー・メドックの産地より、ぺサック・レオニャンの方が点数が高いんですよ！（ワイン・アドヴォケイトより）


分かりやすく表せば、グレートヴィンテージらしいスケール感とぺサック・レオニャンらしい抜群のバランスを併せ持った珠玉の逸品！なんとドラジェでしか手に入らない独占輸入品！


ボルドートップ産地ぺサック・レオニャン格付シャトーが作る！

グレートヴィンテージ2015年産珠玉の逸品をぜひお試しください！