ドメーヌ・ルージョ・ペール・エ・フィスはムルソーを中心に9.7ヘクタールの畑を所有する名門ドメーヌです。 20年近くかけて、完全有機栽培に転換しました。


1960年代に植樹された平均樹齢55年以上のブドウ樹から収穫されるブドウ。 全て手摘みで収穫、2日間の低温浸漬、天然酵母発酵とオーク樽でのマロラクティック発酵のあと、18ヶ月間じっくりと熟成させて作られます。


ルージョ家は5世代にわたって、ムルソーでワインを生産し続けてきました。　 彼らの哲学は、サスティナビリティ栽培だけでなく、ワインからも純粋な果物の表現を抽出することです。


彼らの作るワインはとても精力的で、繊細で、そして美味しさに満ちています。 このような説得力のあるワインを生産しながら、このドメーヌは静かに黙々と自らの成すべき仕事を完璧にこなしてきました。


年産合計2万5千本という少量生産の為、これまであまり知られてきませんでしたが、ムルソーを代表する生産者であることは間違えありません。


黄金がかったイエローのトーンに、洋ナシや白桃、パインなどのトロピカルフルーツのニュアンス、バターや蜜のような香りが豊かに感じられます。 味わいはスムーズで滑らか。豊かなミネラルに綺麗な酸が寄り添う、まさにモダン・ムルソーといった味わいをお楽しみ下さい。