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商品番号 W-BG21031423
価格3,080円(本体価格:2,800円)
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コント・ラフォンやコシュ・デュリなど、きら星のごとく輝く生産者の本拠地があるコート・ド・ボーヌの南部に位置するムルソー。今では白ワインの銘醸地としてあまりに有名ですが、1950年代まで、ムルソーの良いワインと言えば、赤ワインのことでした。
そんなムルソーに、1962年、才能あふれる醸造家ロジェ・カイヨが設立したのがドメーヌ・カイヨ。著名なワイン評論家パーカー氏も4つ星を与える、実力ある生産者です。
1997年からは、醸造責任を息子のミシェル・カイヨに後継し、それまでのラベルも一新、「ドメーヌ・ミシェル・カイヨ」として新たなスタートを切りました。現在では、ムルソー、ポマールを中心に16ヘクタールほどの畑を所有しています。
現当主ミシェル・カイヨは、徹底した職人気質をもつ醸造家。
偉大な父から学んだ醸造技術を、着実に自分のものとしていく一方、彼の考える最高のワインを造るため、畑や醸造所には惜しみない投資を行い、また手間とお金のかかる有機農法でぶどうを作り続けています。
「ワイン造りでは、一瞬たりとも気の抜ける時はない」という彼が、ワイン造りにおいて最も大切にしていることは、ワインとテロワールのキャラクターを尊重し、人の干渉は必要最小限にとどめること。
ミシェル・カイヨのワイン造りへのこだわりは、徹底的したぶどうの選別に始まります。未熟な果実をひと粒ずつ取り除き、ワイン造りに使用するのは、彼がその品質に納得したぶどうのみ。
またぶどうの持つポテンシャルを最大に引き出すために、天然酵母を使い、低温でじっくりと熟成、ぶどうの持ち味を引き出します。
その後、必要最低限の濾過のみを行い、フィルターの使用はしないという徹底ぶり。セラーで大切に保管されるワインは、念入りにチェックされ、飲み頃を迎えたもののみをリリースするというこだわりようです。
頑固なまでの職人気質の仕事やその才能から生み出されるのは、父の伝統を受け継いだアロマティックで果実味あふれるぶどうの持つ力を感じるワイン。彼の造るワインは、近年評価を上げており、世界中のワイン愛好家が注目するドメーヌへと成長を遂げています。
このワインの畑のあるモンテリーは、有名なヴォルネイとムルソーの間にあって、あまり目立ちませんが、著名なワイン評論家の評価も高く、人気が高まっている地域。滑らかで繊細なタンニンを持つ赤ワインが造られています。
ミシェル・カイヨの造るこのモンテリーはなんとも優美でエレガント。女性的と表現されるヴォルネイのピノ・ノワールに少し味わいが似ています。スグリやラズベリーなどのベリーの香りと、柔らかいタンニン、熟したフルーツの豊かな果実味。控えめな樽香が程よいアクセントになっています。
父から受け継いだ才能と伝統、たゆまぬ努力でワイン造りに情熱を傾ける生産者、ミシェル・カイヨの造るエレガントなモンテリー。
大事に大事に造られたブルゴーニュのピノ・ノワール、ぜひ堪能してください!