トレフェッセンは、1968年に創業者のユージーン・トレフェッセンがダム建設などを行っていた会社の重役を退き、趣味でワイン造りを始めたことからスタートしました。

1976年に起きたパリスの審判以降、急速に注目を集めるカリフォルニアワインの勢いに乗り、トレフェッセンのワインもその品質を急速に上げていきました。

ナパの中でも南に位置する、オークノール・ディストリクトに位置するトレフェッセンは、その冷涼な気候を生かした繊細な味わいを得意とします。

2017年に行われた食とお酒の祭典カリフォルニア・ステート・フェアーでは、2663本のワインが出品されたワインコンペにて、トレフェッセンのドライリースリングが98点を獲得！ナパ最高の白ワインかつカリフォルニアベストリースリングに選出される栄誉を手にしていました。

余談ですが、かつて、モエ・シャンドンがカリフォルニアに進出した際、自社ワイナリーが完成するまでの数年間はトレフェッセンの施設でワインを造っていたという話は有名です(現在のドメーヌ・シャンドン）

瑞々しいピュアなフルーツ感がとても印象的。シトラスや柚子の爽やかで香り豊かなフルーツを中心に、ほのかにジャスミンやハーブの香ります。スタイリッシュで背筋がピンと伸びるような清らかさがあり、滋味深さが魅力の辛口リースリングです。