若いうちから楽しめる、芳醇でなめらかなガスコーニュのメルロー・シラー

このワインについて

メルロ60%、シラー40%。黒スグリ、ブラックベリー、スミレの花、スパイスの濃厚なブーケが香ります。微かな甘みが感じられる精巧でいてダイナミックな味わい。口当たりは滑らかで円やかなタンニンが感じられ、芳醇な果実の味わいと実に見事に調和しています。終盤になるにつれて、フレッシュな爽快感が増し、仄かな塩気が広がるような心地よい後味が広がります。

生産者について

スペインと国境を接するフランス南西部のガスコーニュ地方は、アルマニャックの産地として有名ですが、ドメーヌ・デュ・マージュのグラッサ家はアルマニャックの主要品種となるユニ・ブラン100%の辛口白ワインを1980年代に生産して成功しました。プティ・マンサン、グロ・マンサンを使った甘口も人気が出て、ガスコーニュのイメージを変えました。

巨大な生産量を誇りますが、畑ではビオ農法と伝統的な農法のバランスをとりながら、栽培を進めています。醸造では炭酸ガスを使って酸化を防ぎながら、クリーンな果実を引き出しています。

ロバート・パーカーは「この国の辛口白ワインの中で最も素晴らしいお買い得の一つ」「冷蔵庫に保管して６〜９か月の間に楽しもう」「魚や貝料理と素晴らしい相性」など、熱意のあふれるレビューを、過去のワイン・アドヴォケイトで書き連ねています。一度は体験したいヴァリューワインです。