フランスとスペインの間にまたがる、 バスク地方。


独自の文化を今でも守っているこの地域、バイヨンヌを中心とした北バスクはフランス領となっており、古い歴史を感じさせる町並みが今でも残っています。


ワイン大国フランスの領地だけあって、この地でもワインは造られていますが、ワイン法で認可されているアペラシオンはただ一つ、 フランスとスペインの間にまたがる、 イルレギー のみとなっています。



フランス南西端、スペイン国境にあるだけあって当然ながら、イルレギーはフランスの産地区分では シュッド＝ウエスト、南西地方 に分類されます。


フランス南西部と言えば カオール や マディラン など、濃厚ワインの有名産地ですが、イルレギーの赤ワインもまた飲み応えあるタイプ、強靭なタンニンとしっかりとしたボディが楽しめる傾向に。


こうした味わいは、山間部の多いバスク地方の、山の恵みを活かした名物料理に抜群の相性を発揮してくれます。


日本ではほとんど見かける事の無いアペラシオン の為、存在すらあまり知られていないレアなワインですが、今回ドラジェに入荷してきたのは…



●イルレギーの中でもさらに希少なロゼ！



カオールなどで用いられる、 タナ をメインとしたブドウで造られているため、ロゼにしては飲み応えもしっかりしていて、アペリティフの他に食中酒としても充分楽しめる仕上がりです。



このワインを造るのは ドメーヌ・イラリア、 現当主はラ・トゥール・ブランシュや、ドメーヌ・コアペなどので修行を重ねてきた人物、その技術をイレルギーで活かしています。


バルザックの ラ・トゥール・ブランシュと言えば、ソーテルヌの格付けで ディケムに次ぐ地位を得た超名門シャトー、 一方でドメーヌ・コアペは パーカー5つ星ワイナリーにして、世界のワイン100選に選出 された南西部の造り手！


こうした超一流の蔵で経験を積んできたドメーヌ・イラリア、ワイン生産の豊富な知識は、マイナーなアペラシオンながらも高い品質のワインを産み出しています。


ピンクに輝くラベルにはさりげなくハートマークも描かれており、ロゼの色合いとのコントラストがとても美しく、 プレゼントなどのご利用にも最適の一本です！