ジゴンダスは、他よりも標高が高く、気温が若干低いのでゆっくり葡萄が完熟します。そのためより集約感のあるワインが出来ます。8つの異なった土壌のジゴンダス村の畑からの葡萄を使っています。8つの区画は3種類の異なる土壌を持っています。1つは第四期の赤粘土と砂利質の6区画(Les Haut Garrigues、 Les Carbonnieres、 Les Rocassieres、 Santa Duc、 Les Pailleroudas、 Les Routes)、2つめは青粘土質のGoujard et Plane、3つ目が白亜紀のマールと石灰岩土壌のDerriere Vieillesです。
8つの区画の葡萄を使用して造られた、洗練されたジゴンダス
このワインについて
ジゴンダスは、他よりも標高が高く、気温が若干低いのでゆっくり葡萄が完熟します。そのためより集約感のあるワインが出来ます。8つの異なった土壌のジゴンダス村の畑からの葡萄を使っています。8つの区画は3種類の異なる土壌を持っています。1つは第四期の赤粘土と砂利質の6区画(Les Haut Garrigues、 Les Carbonnieres、 Les Rocassieres、 Santa Duc、 Les Pailleroudas、 Les Routes)、2つめは青粘土質のGoujard et Plane、3つ目が白亜紀のマールと石灰岩土壌のDerriere Vieillesです。収穫は手摘みで、厳しく選別します。46日間キュヴェゾンします。マロラティック発酵はタンクで行い、熟成はフードルで、18ヶ月行います。瓶詰前にブレンドのため、コンクリートタンクに入れます。フィルターは通さずに瓶詰めします。極めて深く洗練された味わいがあります。2011ヴィンテージからラベルが変わり、「Aux Lieu-Dits」の表示がされています。
生産者について
サンタ デュックは、コート デュ ローヌ南部のドメーヌとしてはさほど大きくありませんが、この小さなドメーヌで、イヴ グラによって造られるワインは、今や世界中のワイン評論家を驚かせています。ドメーヌワインには多くの畑仕事が必要で、現在4〜5人を畑専門に雇っています。ネゴシアンワインは畑の作業は少ないですが、ブレンドに労力がかかります。しかしグラには南ローヌの友人が多く、彼らの情報を通して良い葡萄が入手出来ます。セラーでの仕事は基本的にグラ一人で行なっています。
ワイン哲学は、「良い酸と良いストラクチャーを持った南ローヌでもしなやかでエレガントなワインを目指している。」。理想はブルゴーニュワイン、一杯ではなく一本飲めるワインを造りたい。」具体的には発酵期間を短くし(20→15日間)、バリックをやめてタンクに変更しました。長いかもしはタンニンが強くなりすぎてしまい、フルーツと酸を失ってしまうからです。
ロバート パーカー Jr.は、ジゴンダスの5ッ星生産者として、非常に高く評価しており、『ローヌ ヴァレー』の中で、「私にいわせればサンタ デュックはジゴンダスに君臨するチャンピオンである」といい、また「ワインスペクテーター」誌が選んだ2000年のBest100の中で、彼の’98VTジゴンダスが15位にランキングされました。いかなるワイン雑誌でも、ジゴンダスについて語られて、ドメーヌ サンタ デュックの名前が出てこないということはありません。ロバート パーカー Jr.「ワールド グレイテスト ワイン エステイト」に掲載。