ローヌを広く包括するAOCコート・デュ・ローヌ・ヴィラージュにある95の村の中でも、より高い優位性が認められ、ヴィラ―ジュの後ろに村名をつけることを許された17村があります。その中で最も早く村名を付けることを認められたのが「ヴィザン」です。


ヴィザンはかつてローマ法王領であり、テンプル騎士団もワインをつくっていた由緒正しき場所。ローヌらしく、大きな石がごろごろと転がる赤い粘土石灰質土壌と、暖かな海洋性気候が、滑らかでジューシーな果実味を生み出します。


そんなヴィザンで長くワインづくりを行ってきたドメーヌが、ドメーヌ・ド・ラ・パスティードです。 絶妙なバランスが一番の魅力であるドメーヌで、甘味がしっかり乗ったジューシーな果実味のワインを多く生み出しています。


美しく深い紫色にブラックベリーやストロベリーの香り、口に含むとソフトで非常にバランスのとれたワインです。複雑なタンニンと心地よいフィニッシュが長く続きます。


太陽の光をたっぷり浴びたローヌで作る注目の赤ワイン。果実味の凝縮したコート・デュ・ローヌ・ヴィラージュの実力を知る一本です。