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商品番号 W-FR22031701
価格1,903円(本体価格:1,730円)
[17ポイント進呈 ]
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フランスの白ワインミュスカデ。
海の幸にぴったりで、するすると飲める、良心的な価格の白ワイン、というイメージをお持ちの方が多いと思います。が、今回ご紹介するのは、少しだけ姿勢を正して楽しみたい、クラシックな方法で造られた
●樽熟成の伝統的なミュスカデ
なんです!
ご存じの通り、ミュスカデは、ロワール河の河口付近ペイ・ナンテで造られています。大西洋への玄関口だということもあり、地元の海産物とともに楽しまれている、すっきりとした味わいの白ワインです。その名も「ミュスカデ」という品種の白ぶどうで造られています。
この「ミュスカデ」というぶどう、「ムロン・ド・ブルゴーニュ」というシノニム(異名)の通り、生まれ故郷は、あの銘醸地ブルゴーニュなんです。
1700年代、ロワールのぶどうが寒さで全滅してしまった際、ブルゴーニュの修道士会から贈られたのが、耐寒性のあるこのミュスカデ。ミネラル豊富なロワールの土壌が、ブルゴーニュと似ていたからなのか、本家ブルゴーニュではほぼ全滅したミュスカデは、ここロワールに定着し、とても重要な品種となりました。
ぶどう品種としての「ミュスカデ」は、その味わいには特に際立った個性がないと言われています。そのためシュール・リーと呼ばれる手法を使い、旨みの凝縮した澱の上で数か月間熟成させ、味わいに深みを与えています。
そして、このミュスカデ、今ではステンレスタンクで熟成され、さっぱりとした味わいのワインに仕立てることが主流になっていますが、40〜50年前までは、ほとんどが樽発酵・樽熟成されていたそうなんです。
今回ご紹介するこのワインは、きれいな澱とともに9ヶ月間樽熟成されたミュスカデ。樽熟成の後、さらに2年ほど瓶熟成を経て、出荷されています。ミュスカデ本来の味わいを楽しめるよう、樽が強く主張しすぎないよう、新樽は使用していません。
このワインを造っているのは、ドメーヌ・ラ・フォリエット。ミュスカデ生産地域の中でも一部にしかない土壌ミカシスト(結晶片岩)の畑を持つ村La HayeとFouassiereの生産者3名がパートナーを組んだワイナリーです。
実は、ミュスカデは長期熟成が可能な品種だということで、彼らのセラーには実験的に、1976年にボトリングしたミュスカデがあるそう。輸入元の担当者が、2009年のワイナリー訪問時に試飲した10年物のミュスカデは、まるでブルゴーニュを思わせるような、きれいな黄金色で、角の取れた柔らかな酸のワインだったそうです。
今回ご紹介する「ミュスカデ・セーヴル・エ・メーヌ シュール・リ トラディション」、輸入元の試飲会でいただいたのですが…
きらきら輝く黄金色。
すっきりとした柑橘の香り、少しスモーキーな香りとともに、上品で主張し過ぎないバニラや香ばしいヘーゼルナッツやアーモンドの香りがします。
非常にフレッシュな味わいながらも、旨みもあり、樽由来の甘やかな余韻が心地よく続きます。
ブラインドテイスティングしたら、ブルゴーニュワインだと思う方もいるかもしれないと思うほど、爽やかでしっかりとした果実味とミネラル感、上手に利かせた樽のバランスが秀逸、ミュスカデのイメージが一変しそうな、いろいろな方にぜひ飲んでいただきたいと思う一本でした。
これだけよい造りのワインですが、そこはお手頃価格のミュスカデだけあって、
●1903円!
と、とても良心的なお値段でのご案内です。
ミュスカデのイメージが、ガラリと変わります!
品種本来のポテンシャルを十分に引き出した
クラシックな樽熟のミュスカデです。
お客様ご自身で、ぜひお確かめください!