ワイン・アドヴォケイト誌で、プイィ・フュメの歴代最高点を獲得した生産者が、このワインの造り手マルク・デシャン氏です。


何世代にも渡り、フィジェ家が所有していたドメーヌの運営を、1991年に不慮の事故で亡くなった師匠でもある前オーナーから引き継ぎ、畑を借りる形でドメーヌの運営をスタートしました。


歴代最高点を獲得したプイィ・フュメ「ヴィネアリ」は、ご紹介するワインで使われたぶどうの畑「レ・シャン・ド・グリ」の最上級の区画のぶどうを使用したもの。


つまり、最高峰のプイィ・フュメ「ヴィネアリ」と同じ畑のぶどうが使われているのが、今回ご紹介している「プイィ・フュメ　レ・シャン・ド・グリ」なんです。この畑のぶどうは樹齢が高いため、年によって収穫量が異なりますが、とても凝縮した味わいとなります。


ご紹介するこのプイィ・フュメは、澱とともに10か月樽熟成させ、凝縮したフルーツの味わいを堪能できる、飲みごたえのある1本。


白桃やパイナップルなどの熟した果実味と柑橘の爽やかな香り。ミネラルやスモークのニュアンスも感じます。凝縮した果実味とすっきりとした酸味のバランスが良く、飲みごたえがありながらもさわやかな印象で、心地よい苦みを備えた余韻が長く続きます。


最高峰のプイィ・フュメ「ヴィネアリ」の一端を、垣間見ることのできるこちらのワイン、この機会にぜひお試しください。