ドイツを代表する世界最高峰の白ワインの造り手エゴン・ミュラー。所有するドイツ５大畑（オルツタイルラーゲ）のひとつシャルツホーフベルガーから造られる極上の白ワインは、「ドイツのロマネ・コンティ」とも評されています。


このワインの畑「ブラウネ・クップ」は、シャルツホーフベルガーと同じヴィルティンゲン村にある、わずか4haのモノポールで、ドメーヌ・ル・ガレと共同所有しています。


このヴィルティンガー・ブラウネ・クップ　シュペトレーゼ2018は、ワイン・アドヴォケイトで93+を獲得しており、シャルツホーフベルガーに匹敵する高い評価を受けています。


レモンやリンゴ、マスカットなどの、爽やかでよく熟れた果実の香りと、アカシアの白い花のニュアンス。フレッシュで透明感のある甘やかな果実味とシャープな酸、ミネラル感のバランスに優れ、非常にエレガントな味わいです。長い余韻のなかには微かに塩味も感じ、甘く奥深い味わいは、気品に溢れています。


意外と知られていない、エゴン・ミュラーの隠れた銘酒。飲み頃は2025年以降とされていますが、見つけたらぜひ手に入れておきたい稀少な逸品です。