アテネから南西へ110kmに位置するネメア村は、欧州屈指の歴史を誇るワイン栽培地。このネメア地区で最も知られた存在が、このネメア共同組合です。

世界有数のワイン誌ワイン･アドヴォケイト氏では、「ネメアは、かつて私が思い描いていた以上に面白くなっている。未開発のポテンシャルがあり、さらに良くなるだろう。」とコメントされるなど、定期的にギリシャの品種やヴィンテージについて紹介されているほど、注目度が高まっているワイン産地なのです。

このワインは、伝統的な手法に則って造られた白ワインで、ギリシャの伝統的なブドウ品種ロディティス種とサバティアーノ種をブレンドしています。新鮮さと花の香りがあり、気軽に楽しく飲めるカジュアルなスタイル｡

ロディティス種の特徴は、僅かにピンク色を帯びた果皮のブドウで、比較的遅く成熟し、暑い気候の下でも酸を保つことができます。高地の葡萄畑で栽培されれば良く成熟し、さらに興味深いワインとなります。

サバティアーノ種の特徴は、ギリシャで最も一般的なワイン用葡萄で広く栽培され、レツィーナの最も一般的な原料としても知られています。サバティアーノはバランスのとれた辛口の白ワインを造るのに適しています。