ギリシャはヨーロッパの中で最も古くからワイン造りが行われていた国で、その歴史は紀元前3000年まで遡ります。


当時、ギリシャのクレタ島にはヨーロッパ最古の文明があり世界最初の海洋交易社会を築いたミノア文明が隆盛を極め、同時にワインの文化も世界へと広がっていきました。


ワイン史において、これほど重要な国であるギリシャですが、実際にギリシャワインを飲んだことがある人はどれだけいるのでしょうか？


という訳で、今回は歴史はとっても古いけど、意外と知らないギリシャのワインをご紹介します！


まず初めにお伝えしたいのが、 ギリシャワインは土着品種が豊富 だということ。


今回ご紹介するリアティコの他にも、アギオルギティコ、クシノマヴロ、アシルティコ、そしてヴィディアーノなど、聞いたことがないようなブドウ品種が沢山あります。


それぞれ個性的な風味をもち、一度飲んだら忘れられない印象的なワインばかり。


そして、リアティコ100％の「ダフニオス・レッド」の特徴はと言うと・・・、


●ギリシャの「バローロ」！？


と疑ってしまうほど、ネッビオーロ的な個性があるんです！


バローロと言えば、イタリアを代表する赤ワインで、「ワインの王、王のワイン」として高く評価されている超高級ワイン。


その特徴は、 タンニンが豊富で、骨格のしっかりとした、長期熟成型。


このダフニオス・レッドは、まさにバローロ的特徴を持ったワインでして、社内試飲会で初めて飲んだ時は、そのクオリティの高さにスタッフ一同度肝を抜かれました。。。

〜テイスティングコメント〜 外観はやや淡めのダークチェリーレッド。エッジはややオレンジがかっています。 赤系果実、ドライフルーツ、なめし革、バニラ、スパイス、甘やかでややスモーキーなアロマが広がります。 熟した果実味の中に、口中を収斂するしっかりとしたタンニンが中盤から後半にかけて長く続きます。余韻も長く、まだまだ熟成する高いポテンシャルを感じます。 「こ、これはまさにバローロの味わいだ！」 と、思わずつぶやいてしまったほど。

今飲んでももちろん美味しいですが、 あと4、5年熟成させると、あのバローロの様に偉大なワインへと進化すること違いなし！ と期待せずにはいられないほど、高い可能性を感じました。


造り手は、ギリシャ・クレタ島屈指の実力派、「ドゥルファキス・ワイナリー」。


3代目となる現当主のニコス・ドゥルファキス氏は、イタリアで醸造学を学び、帰国後にワイナリーを一新。 固有品種を大切にしつつも、モダンなワイン造りを導入し、確固たる自身の哲学をもってギリシャワインに新たな可能性とスタイルを創世していく注目の生産者です。


歴史は古いものの、これまであまり注目されてこなかったギリシャですが、ドゥルファキス・ワイナリーのように、近年のギリシャワインは、 伝統的な固有品種を使用しながら、現代的な醸造方法を取り入れた高品質ワインが続々と出現しており、世界中が注目しています。


そしてこのドゥルファキス・ワイナリーもまた、そんな新進気鋭な生産者の一人なのです。


ドゥルファキス・ワイナリーが手掛けるワインは、このダフニオス・レッド以外にも、シャンパーニュ製法のスパークリング・ホワイトや、古代の造りリアティコ・アンフォラなど、個性豊かな品揃え！


ヴィディアーノ・アンフォラの商品ページはこちら＞＞

スパークリング・ホワイトの商品ページはこちら＞＞


ヨーロッパ最古のワイン産地「ギリシャ」から、新進気鋭な生産者「ドゥルファキス・ワイナリー」が登場！

「バローロ」を思わせるハイクオリティな味わいで、一度はお試し頂きたい秀逸ワインです！