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商品番号 W-IT18110109
価格32,890円(本体価格:29,900円)
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超稀少!長期熟成に耐えうるバローロの1955ヴィンテージ!
このワインについて
生産者について
超稀少!長期熟成に耐えうるバローロの1955ヴィンテージ!
このワインについて
イタリアのワインの王と称される、ネッビオーロ種から造られるバローロ。大樽で最低2年の熟成を行い、さらに瓶詰め後も長い年月、セラーの中で大事に寝かせてかラ出荷されます。1955年は例年通りに収穫ができた年。良質なブドウを選別して醸造されています。生産者について
ピエモンテのランゲ地方において、最も古い歴史を誇るワインリーのひとつ「ボルゴーニョ」。その創業は1761年、バルトロメオ・ボルゴーニョが醸造業を開始した年です。そして、ボルゴーニョの歴史は、その後のイタリアの歴史とも絡み合います。1861年、イタリア王国として統一されたその祝賀会には、ボルゴーニョのバローロが公式に供されたのでした。
また、1886年にロシアのニコライ二世がイタリアを訪れた際の晩餐会にも、ボルゴーニョのバローロが登場しています。まさに、イタリアという国を代表するワインであったのです。ボルゴーニョは、1900年代に大きな転機を迎えます。1920年、5人兄弟の末っ子でありながらボルゴーニョの運営を引き継いのがチェーザレ・ボルゴーニョでした。
チェーザレ・ボルゴーニョのカリスマ性と熱意は、ワイナリーに大きな革新をもたらしました。それは、ブドウの出来が良かった年のワインを、最低でも20年貯蔵庫で寝かせるという新たな試みでした。こうして、膨大な量の最高のバローロが貯蔵庫に保管され続けたのです。
チャーザレのこの試みは、まったくの彼の思いつきから始まりました。しかし、思いつきから始まった挑戦は、やがて慣例となりました。今では、ランゲのバローロの歴史が、ボルゴーニョのセラーに眠っていると言っても過言ではないでしょう。
1950年代にワイナリーは大々的に改装され、1967年に「ジャコモ・ボルゴーニョ&イ・フィッリ」と名称を変更しました。
1968年、ワイナリーに大きな軌跡を残したチェーザレ・ボルゴーニョが死去すると、孫娘のイーダとその夫フランコ・ボスキスがボルゴーニョを継承します。二人のあいだに生まれた息子は、偉大な祖父にちなんで「チェーザレ」と名づけられました。2008年、ボルゴーニョはオスカー・ファリネッティに売却されました。オスカー・ファリネッティは、イタリアの高級食材販売チェーン「イータリー」の社長でもあります。
2010年、オスカー・ファリネッティの息子アンドレアは大学で醸造学を修め、正式にボルゴーニョの運営責任者となりました。イタリアの食文化の一端を担う経営一族によって、現在はボルゴーニョの運営が滞りなく進められています。
ボロゴーニョの運営方針は、チェーザレ・ボルゴーニョの時代から変わりません。「理論よりも実践を」後世に残る理論はブドウの栽培には役に立たない、ただ実践あるのみ。このモットーが、現在もワイナリーを支えています。