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商品番号 W-IT20022911
価格1,485円(本体価格:1,350円)
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この商品の平均評価: 4.00
東京都/60代/男性 投稿日:2023年05月09日
イタリア、それも赤で有名なピエモンテの白で、しかもリースリング?そんなのあったののと驚きで購入。飲んだら、しっかりリースリングでした。淡い黄色いでレモンぽいかなと思いましたが、まさにそんな感じでした。でも酸味は強くなく、飲みやすかったです。
なんでピエモンテでリースリング?!
そんな意外性をも上回る「美味しさ」に、スタッフ一同感激!
「王のワイン」こと、バローロが生まれるピエモンテの土地で、 秀逸な白ワインが造られ始めています。
北イタリアのピエモンテ州は、バローロ、バルバレスコといった偉大な赤ワインの銘醸地。
その他、バルベーラ、ドルチェットなどの黒ブドウ品種。また赤だけではなく、アスティで有名なモスカート、辛口白ワインのコルテーゼ(ガヴィ)、アルネイスなども古くから栽培され、地元のテーブルワインとして親しまれています。
そういった土着品種から造られるワインが多いピエモンテですが、何やら最近は 異端児 とも言えるワインが造られ始めています。
それが・・・ 高貴な白ブドウ品種として知られる「リースリング」 です。
なんでわざわざピエモンテでリースリングを?!と疑問に思われる方も多いかと思いますが、一度飲んで頂いければご納得頂けると思います。
というのも、
●ピエモンテ産リースリングは味が秀逸!
だからです。
意外性や物珍しさを抜きにしもて、ワインの美味しさに驚かされます。
「山の麓」という意味のピエモンテは、その名の通りアルプス山脈の南側に広がる産地で、標高の高い山岳地帯に畑があります。
ゆえに冷涼で昼夜の寒暖差があり、ワインに上質な酸が備わるため、リースリングに大変適した環境と言えます。
それまでのピエモンテ白ワインは、デイリーユースなものが比較的多かったのですが、それらとは一線を画す上質な白ワイン造りを目指した時、この高貴な品種「リースリング」がその候補にあがったのかもしれません。
ピエモンテ産のリースリングを造っている生産者は、まだまだ少数派ではありますが、ずっと注視していたジャンルだっただけに、今回自社輸入ワインを選定している際、たまたまこのワインを発見し、ドラジェスタッフで試飲。
そして、そのあまりの美味しさに、
●満場一致で自社輸入を決定!
という、経緯がありました。
気になるその味わいは・・・
外観はやや淡めのイエロー。
レモンやライムなどの柑橘系アロマに、菩提樹といった華やかな白い花。そしてリースリングを特徴づけるペトロール香も感じられます。
味わいは香りと同じ柑橘系に、プラムや桃の果実の特徴もあり、そこに骨格をなすしっかりとした酸に、ミネラルのアフターフレーバー。
複雑かつ優美な味わいで、新しいチャレンジのワインでありながら、どこかクラシックなリースリングの味わいが楽しめます。
そんな新旧一体となった上質なリースリング、想像以上に美味しかったです!
造り手の「イル・カシノネ」が手掛けるワインの収穫は全て手作業で行われ、ブドウはモンフェッラート地域のフォンタニーノ区画のを使用。特にリースリングは、東向きの斜面のゆっくりと熟すことができる最も涼しい畑で育てられています。
こういった丁寧な造りが、あのエレガントで優美なリースリングを生み出すことができるのです。
まさかピエモンテでリースリングが楽しめるなんて・・・と意外性があり、さらに生産者も少ないため間違いなくレア品!
そして何よりも美味しい!一度は試す価値ありの代物ですよ!