銘醸地ボルゲリで、セミヨン!?

スーパータスカンで名を馳せたトスカーナ州・ボルゲリの地で造られる、珍しくも秀逸な辛口白ワインが新入荷！


サッシカイアやオルネライアなど、スーパータスカンの生み出される銘醸地として知られる イタリアトスカーナ州ボルゲリ 。ワイン法の枠を超えた、ボルドーブレンドタイプの秀逸なワイン産地として世界的に有名です。


しかし、スーパータスカンの台頭により、ボルゲリに新たに畑を買い求める生産者が殺到。土地・畑の価格は急高騰し既に畑は飽和状態で、新たに参入した生産者は ワインの金額を高くせざるを得ない のが現状です。



今回ご紹介するワインは、そんなボルゲリに拠点を構える生産者レ・フォルナチェッレの 「フォルナチェッレ・ビアンコ」 。


レ・フォルナチェッレは、19世紀よりボルゲリで家族代々続いてきた小規模ワイナリー。現オーナーであるステファノにより、認定は受けていないものの厳格な有機栽培の実践や、グリーン・ハーベスト（収穫制限）を重要視した丁寧な栽培・醸造を行っています。


フォルナチェッレの特徴は、ボルゲリの地ではいまや少数派とも言える『昔からの地元民』であること。そして、他の生産者が羨む素晴らしい畑を所有していることです。そのため、ワインの価格に土地代を上乗せせずに 良心的な価格で質の良いワインを供給し続ける名生産者 として、高く評価されているのです！


昔からボルゲリにいたから安く売れるというだけでなく、熱心な畑仕事と探究心による素晴らしい品質が評価されていて、日本のメディアでは「ワイナート25号」にて


『新ボルゲリを代表する注目生産者』として取り上げられました！


今でこそ赤ワインで有名なボルゲリですが、元々白ワインの生産も古くから行われており、実はDOCボルゲリ・ロッソよりも先にDOCボルゲリ・ビアンコが認定されています。


ボルゲリは ボルドー・グラーヴ地区とよく似たテロワール持っています。 そこでフォルナチェッレは、グラーヴの白ワインにヒントを得て、グラーヴ白ワインの主要品種である セミヨン の栽培をはじめました。フォルナチェッレは、セミヨンの栽培に深い思い入れを持っているといいます。


花のようなフレッシュで華やかなアロマ、フルーティーで厚みのあるボディ。セミヨンの持つアロマティックな要素が最大限に活かされています。その完成度の高さから、


ガンベロ・ロッソ2015で２ビッキエーリを獲得！


いまや高価格帯のワインが多くなっているボルゲリにおいて、 まさに掘り出し物とも言えるワインです！


イタリアでは珍しい、セミヨン100％の辛口白ワイン！

ボルゲリの地で古くから続く実力派生産者のこだわりが詰まった1本です！