イタリア、トスカーナにおいて信じられないスピードで一躍トップ生産者の一人に上り詰めたトライーニ。

1998年にキャンティ・クラシコ南部のカステルヌォーヴォ・ベラルデンガ地区に畑を購入。醸造家のミッシェル・ローラン氏と共に数々の素晴らしいワインを生み出してきました。

2017年からは、あのトゥア・リータやレ・マッキオーレの醸造家であるルカ・ダットーマ氏をコンサルタントに起用。その質にさらに磨きをかけています。


そんなトライーニの持つ畑は、すぐ東に有名なサンジュスト・ア・レンテンナノ、さらに東にはキャンティの名門フェルシナなどがひしめき合う、キャンティ・クラシコの超一等地。このキャンティ・クラシコは、その中でもサン・ジョヴァンニ畑にある単一区画から造られます。

グラン・セレツォーネは、キャンティ・クラシコ・レゼルヴァのさらに上級クラスとして2014年に新しく制定されたDOCGです。ブドウは自社ブドウのみを使用、リゼルヴァよりも半年長い、30か月の熟成を経てリリースされます。

2016ヴィンテージは、アドヴォケイト誌94点、ジェームズ・サックリング92点など、各ワイン誌でも軒並み高評価。

チェリーやタバコ、革の香りに甘草、スパイスのヒントが感じられ、果実味の中にタンニンが上手く溶け込みエレガントな味わい。酸が非常に綺麗であり、ストラクチャーが力強く複雑な味わいのキャンティ・クラシコです。