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スペイン・カヴァの品質志向の新勢力であるフェレ・イ・カタスス このワインについて チャレッロ 55%、マカベオ 35%、パレリャーダ 15% ステンレスタンクで発酵。動瓶は手作業とジロ・パレットの併用。平均樹齢15年。12ヶ月間瓶熟成。ドザージュゼロのブルット・ナトゥーレ。ピカソやダリとともに20世紀を代表するスペイン画家、ミロの作品を思わせるラベルも印象的です。 生産者について アルト・ペネデス中央部に位置するワイナリー。バルセロナで食料品業で成功したジョゼップ・マリア氏が、1980年代に、両親の夢を継ごうと思い立ち、二人の故郷ペネデスにブドウ畑を購入しました。やがて息子で現在のゼネラル・マネージャー、ホセ・ルイス氏が加わり、ワイナリーは規模が拡大しました。2001年にフェレイ・イ・カタラスの名前でワインをリリースにいたりました。若い世代が多く働き、チャレンジ精神や創造性に富み、カヴァ新世代として注目を集めています。pick up
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1990年代半ばくらいから、ブルゴーニュと同様に スペイン でも、世代交代をきっかけとして、それまでブドウや果汁で大手カヴァ・メーカーに販売していた優良栽培農家による、こんな動きが出てきました。
●本当にいいブドウだけ、自社ビン詰めする!
あとは大手にバルク販売を続行、品質にこだわり 自社ビン詰めを開始するワイナリー が多数出現してきたのです。
それはわずか2社の巨大メーカーが、カヴァの全生産量の80%を生産するという暗い時代の終焉と、 カヴァの品質志向という新時代の幕開け を意味しました。
ここでご紹介する フェレ・イ・カタスス もそうした生産者の1つ。
アルト・ペネデス中央部に多数の名畑を所有している、この歴史的な優良栽培農家は、2000年の世代交代をきっかけに最新鋭のワイナリーを新築、自社ビン詰めを開始する事になりました。
全員20代の若者で構成される、ルイ・フェレ率いる栽培・醸造チームは、家族代々栽培に打ち込み、 それぞれの畑の微細なミクロクリマの違いまですべて把握している と言います。
醸造も自分でやってみて、改めて実感できたことは「ぶどうを知り尽くしていることは本当に大きい」ということ。
フェレ・イ・カタススはカヴァ新世代のエネルギーがビリビリと感じられる、 新しいアイデアとチャレンジ精神、創造性に溢れたワイナリーなのです!
今回このフェレ・イ・カタススより入荷してきたのは、ピカソやダリとともに20世紀を代表するスペイン画家、ミロの作品を思わせるラベルが印象的な、 マス・スアウ・ブリュット・ナチュレ。
日本のソムリエにもファンが多い というこのワイナリーの、上質なカヴァの味わいをぜひお試しください!