スペインのワイン産地と言われたらどこを思い浮かべますか？


テンプラリーニョ主体の樽香をしっかりきかせたリオハや、ウニコやペスケラといった超高級赤ワインを輩出するリベラ・デル・ドゥエロなど、比較的赤ワインの産地があがるとかと思います。


そんな中で近年、スペインの白ワイン、特に 「バルデオラス」 という産地が注目を集めているのをご存知ですか？


バルデオラスは「黄金の谷」という意味 で、ガリシア州とカスティーリャ・イ・レオン州の境を流れるシル川をはじめとした河川の渓谷に位置しています。


●畑の斜度はなんと20度以上！


そんな傾斜地にあるため、農耕機を使用することが出来ず人力での作業となります。


こういった過酷な環境であるため、 低収量ではありますが凝縮感と深い味わいのワインが生まれる のです。


今回ご紹介のワインは、ヴィルシェ・デ・ガリル社の「パゴス・デ・ガリア　ゴデーリョ」。


このゴデーリョは、ガリシア州発祥の白ぶどう品種で、アルバリーニョ、トロンテス、トレイシャドゥラに比肩する、


●スペインの高級白ブドウ品種の一つ！


と言われています。


ゴデーリョの特徴は、 香り高く、滑らかな質感、そしてミネラルに富んだしっかりとしたストラクチャーです。 上品さを備えながら、類を見ない個性を放っており、一度飲んだら虜になってしまうんだとか。


現に当店屈指の白ワイン好きソムリエが、輸入元様開催の試飲会でこのワインを一口飲んで、一目惚れしてしまったと言うのです！

〜テイスティング・コメント〜 フラワリーで優雅なアロマと柑橘のニュアンス。 シュール・リー製法により複雑さが生まれ、豊富なミネラルがボディを与えています。それでいて酸味は穏やかで滑らかなテクスチャー。 一見アンバランスに思えるそれぞれの要素が絶妙なハーモニーを奏で、余韻まで長く続きます。 このミネラル感にはやはり魚介料理がよいですが、刺し身というよりはマリネしたり、やや火を通したりと、ひと手間加えた方がワインの複雑さとマッチします。

正直申し上げると、「スペインの白ワインは安いデイリーワインばかりで味はそれなり」と侮っておりましたので、まさかこんなに上質な白ワインを造っているのかと驚かされた一本です。


それもそのはずで、造り手はヴィルシェ・デ・ガリル社ですが、実はオーナーはリオハの名門中の名門「C.V.N.E.」だったんです！


偉大なリオハワインを造り続けるC.V.N.E.社が納得するクオリティーの白ワイン 、となれば味わいに間違いはないでしょう。


今大注目のスペイン白ワイン産地「バルデオラス」が緊急入荷！

「高級品種」と呼ばれるゴデーリョの個性を存分に引き出した、高貴な味わいを是非ご賞味ください！