スペインを代表する、ワインの銘醸地「リオハ」。国内に2つしかない、スペインワインの原産地呼称の最高位「特選原産地呼称DOCa」が、1991年にスペインで始めて認定された産地です。


プリオラートやリベラ・デル・ドゥエロを抑えて、スペインワインのトップに君臨する産地と言っても過言ではありません。


リオハのワインは1800年代後半、フィロキセラ害の影響を受けたボルドーの醸造家の多くがリオハに移住したことをきっかけに最新醸造技術がリオハに持ち込まれ、品質が飛躍的に向上しました。


今ではテンプラニーリョやガルナッチャなどの黒ブドウを中心に、非常に良質でコスパに優れたワインを多く生産しています。


さらに、リオハのワインに根付くのは樽の文化！


フランス人が持ち込んだ小樽熟成の技術を利用し、テンプラニーリョと相性の良いアメリカンオーク樽での熟成、これがスペインワイン独特のボリューム感と、熟成感のある個性的なワインを生む要因となっています！


そんなリオハから今回、樽熟成の良さが非常によく表れた、コスパ抜群のテンプラニーリョが入荷いたしました！


パリの有名ワイン専門誌の名誉あるコンクールである、ジルベール＆ガイヤールワインガイド2020では金賞を受賞！


1850年代からワイン造りを行っているボデガ・ズアゾ・ガストンが手掛けるこのワイン、フレンチオークとアメリカンオークの小樽を半々に使いながら小樽で12ヶ月間＆瓶内で12ヶ月間しっかり熟成 されています。なんとも贅沢です…！


そのおかげで、ワインから感じられるのは、カシスやブラックベリーなどの黒系果実の香りに、樽由来のバニラやトーストの深い香り！ココナッツやシガーのニュアンスも感じられます。


そしてなんと言っても、非常に濃厚な味わい！


小樽を使用することによって、大樽で熟成するよりもオークとの接触面が大きくなり、より樽感が出やすくなるんです。


さらに熟成期間は、スペインワイン特有の熟成規格をクリアした…



●クリアンサクラス！



因みにスペインでは、クリアンサの規定は通常6か月の樽熟成なのですが、リオハだけは特別で、より厳しい12か月熟成！


普通であれば、リオハという銘醸地で、これだけ樽をふんだんに使用しクリアンサ級の熟成を経れば、価格もそれなりに上がってしまいます…。


しかし今回のお値段は驚きの…、



●1089円！（税込)



クリアンサレベルのワインでこの値段のものは、市場でもなかなか見つかりません。それに加えてこのクオリティは、抜群のコストパフォーマンスと言えます！


リオハの伝統的なアメリカンオークと、近年人気のモダンなフレンチオークの見事な融合が、スペインワインらしい重厚感を表現していると言えるでしょう！


料理と合わせるのであれば、スペインらしくポークのグリルやジビエ、ハードタイプのチーズにも相性バッチリです！


スペイントップクラスの銘醸地リオハから、クリアンサレベルの熟成を経たテンプラニーリョ！リオハらしい小樽熟成の良さをしっかりと生かした、コストパフォーマンス抜群の濃厚赤を是非お試しください！