リオハ、プリオラート、リベラ・デル・デゥエロなどのスペインを代表するワイン産地に比べると、やや知名度が低い「バルデペーニャス」。


しかし、バルデペーニャスは 手ごろな価格の長期熟成の本格ワインが見つかる穴場産地 なんです。


バルデペーニャスは、スペイン中央部ラ・マンチャ州の南にあるワイン産地。30000ヘクタールもの広大なブドウ畑が広がり、樹齢100年を超える樹も現存しています。また朝夕の寒暖差が激しく乾燥した気候で、ブドウ栽培に大変適した地域です。


スペインの原産地呼称である「D.O.」 に認定されたのは1932年ですが、この地域のワインの歴史は紀元前5世紀にまで遡ります。


19世紀にはバルデペーニャスの全盛期を迎え、首都マドリッドで特に愛飲されていたそう。


長い歴史の中で育まれたワイン醸造のノウハウと、スペイン随一の生産量を誇るバルデペーニャスには、赤白様々なタイプのワインが生産されていますが、特に有名なのは、 やはりオーク樽で熟成されたコクのある赤ワインで、地元消費のみならず、世界中に輸出されています。


造り手であるフェルナンド・カストロは、1850年に設立した家族経営のワイナリー。小規模からスタートしたブドウ作りですが、今ではバルデペーニャスを中心に380ヘクタールのブドウ畑を所有する大規模生産者へと成長しました。


彼らを一言で表すと・・・、


●樽熟成ワインのスペシャリスト！


セラーには4000もの熟成中の樽を有し、ブドウの個性を熟知し、それぞれに合った醸造期間を設けることで様々な需要に応えています。


このワインもまた、その熟成の技法が存分に表れたワインで、


●10年以上熟成のちょうど飲み頃！テンプラニーリョ１００％のリゼルヴァ！


スペインの熟成規定の中でも ワンランク上のリゼルヴァクラスのワインで、テンプラニーリョ１００％で造られたこだわりのワイン。


10年以上も熟成していると、ある程度ポテンシャルが高くなければ既にピークを過ぎている懸念もありますが・・・、実際にソムリエを集めてテイスティングしてみることに。

〜テイスティングコメント〜 外観は濃いめのダークチェリーレッド。 熟れた果実香に、スモーキーで甘いバニラを思わせる樽香がしっかりと感じられます。 10年以上の熟成を経て、赤いベリー系の果実と柔らかいタンニンが調和していますが、まだ生き生きとした果実味も感じられます。スムースでシルキーな口当たりとコクのある余韻。 熟成により程よくこなれ、まさに今飲み頃を迎えています。

熟成状態も非常に良好で、素晴らし仕上がりに、 当店のソムリエ達も満場一致で、自社輸入が決定！


そして、これだけの高いクオリティにもかかわらず、手頃なお値段でご案内できるのも、自社輸入品だからこそ！


穴場産地バルデペーニャスで、またまた掘り出し物ワインを見つけてきました！

ドラジェ自社輸入品の10年以上熟成したリゼルバワイン。是非一度お試しください！