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1620年から続くブドウ栽培家で、1945年から自社瓶詰めを開始。現在の当主マルクで、4代目になる歴史あるドメーヌ、ポール・ウンブレシュト


1995年からビオロジックでの栽培を開始し、1999年にはビオディナミ栽培へ転換。2002年には「demeter」認証を取得。ビオディナミについて彼らはこう語ります。


「ビオディナミとは、「願い」です。環境を守りたいという願い。自分たちが心から納得できる仕事をしたいという願い。美味しいワインを飲みたいというお客様の願い。すべての願いの結晶なのです」



エチケットの金細工はジュエリーデザイナーが実物を作り、それをデザイン化したもの。ビオディナミストとしての彼らの仕事の緻密さ、きめ細やかさを表しています。


そんなポール・ウンブレシュトの、もうひとつの大きな特徴は・・・


●飲み頃を迎えるまで自社カーブで貯蔵!


それは彼らのワインが美味しい料理とのマリアージュの真髄を発揮できる本当の飲み頃を迎えるまでリリースしない、という哲学に基づいたもの。


しかし熟成させてからリリースする、という事はその間ワインを売ることはできない、ということ。生産量の多い大手ワイナリーならいざ知らず、わずか6ha所有の小規模生産者としてはデメリットのあるこの販売方法を、あえてやっています。


そういうプロフェッショナリズムに裏打ちされたワインのおいしさに惹かれ、 フランスのレストランに多数オンリストされています。


なかでも特筆すべきは・・・


●三ツ星ピエール・ガニェールにオンリスト!


日本にも進出していて、知名度もバツグンなピエール・ガニェール。異端で前衛的、と称される三ツ星は、数多の美食家に感じた事の無い驚きと、味わった事の無い感動を届けてきました。近年では「分子ガストロノミー」の導入で有名です。


そんな三ツ星の美食と合うワインとして認められた、という証がオンリストという形で現れ、ポール・ウンブレシュトのワインに対する姿勢や、哲学が実を結んだと言えるでしょう。


今回入荷したのは
・若飲みと言われ、ほぼ2〜3年のうちには消費されてしまうエーデルツヴィッカーですが、珍しい熟成を経たもの!しかもブレンド完全非公開!「想像してみて下さい」とのことです。
・アルザスの定番リースリング!
・華やかな半甘口に仕立てられたゲヴュルツトラミネール!
・アルザスでは希少なピノ・ノワール!



そのすべてが自社カーブ熟成、真の飲み頃を迎えたこだわりのタイミングでリリース!


三ツ星レストランを筆頭とする、フランスのレストランがオンリスト!プロが選ぶ、プロフェッショナルの味わい!

ぜひこの生産者のこだわりを皆様の舌で感じ取ってみて下さい!