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当店通常1,925円(税込)のところ 価格1,732円(本体価格:1,575円)
価格3,080円(本体価格:2,800円)
価格4,257円(本体価格:3,870円)
価格2,728円(本体価格:2,480円)
価格3,520円(本体価格:3,200円)
価格3,344円(本体価格:3,040円)
価格4,224円(本体価格:3,840円)
価格2,640円(本体価格:2,400円)
価格17,325円(本体価格:15,750円)
価格1,573円(本体価格:1,430円)
在庫切れ
価格1,320円(本体価格:1,200円)
価格2,156円(本体価格:1,960円)
価格2,189円(本体価格:1,990円)
リアス・バイシャス Rias Baixas
リオハやリベラ・デル・デュエロ、プリオラートなど、ある程度の価格のスペインワインと言えば赤ワインが中心。そんなスペインで、高級白ワインの産地としてその評価を高めているのが、リアス・バイシャスです。スペイン北西部の太平洋沿岸、南にはポルトガルがあるスペインのガリシア地方。中でもリアス式海岸と言われる、ギザギザとしたノコギリの歯のような海岸線を持つのが、リアス・バイシャスです。日本にも三陸地方がリアス式海岸と、小学生の社会の授業で習いますが、元々はリアス・バイシャスがその名の由来です。
リオハ以外の大部分の産地と同じく、1980年代までは大量消費用ワインの産地でしたが、1988年にDOの認定がされ、1990年代に入ると徐々に品質重視の生産者が増えていきました。
リアス・バイシャスと言えばアルバリーニョ!
一部赤ワインも生産されていますが、生産の大半は白ワイン。中でもアルバリーニョという白ブドウ品種が約90%と圧倒的なシェアを誇っています。麦わら色で白い花のように香り高く、スッキリとした酸とミネラルを持つアルバリーニョのワインは、この地方の名産である魚介料理との相性は抜群。「海のワイン」と呼ばれるリアス・バイシャスを象徴するワインです。
通常はそのフレッシュさを最大限に活かす為に、樽ではなくステンレスタンクで造られる事が多いワインですが、最近は樽で熟成させるタイプなど、様々なバリエーションが生まれてきています。今ではスペイン最高の白ワインの産地と言えばリアス・バイシャスであり、リアス・バイシャスと言えばアルバリーニョなのです!
高温多湿で雨が多い、日本に似た気候のリアス・バイシャス
スペインの中でも雨が多く、高温多湿と言われるリアス・バイシャス。雨が多いというと日本も同じですが、年間降水量の1800mmは、日本全国の平均年間降水量とほぼ同じ。年間の平均気温も約13度と、これも日本の山梨などの平均気温とほぼ同じです。
気候の条件が同じだと、ブドウの育て方も共通点が出てくるのが当然のこと。リアス・バイシャスでも日本でも、通気の良い棚仕立てでワインが造られます。日本のブドウ畑でも一般的な仕立て方で、棒でネットのような網をはったところに、ブドウのツタが伸びる栽培方法です。そんな共通点が多いリアス・バイシャスと日本のワイン産地。日本でのアルバリーニョ栽培も一部盛んになってきています。
DOリアス・バイシャスの認定エリア
ガリシア地方の海沿いの一帯全てがDOリアス・バイシャスに認定されているわけではなく、5つのエリアに飛び飛びに分かれています。
バル・ド・サルネス
最も海に面したエリアで、冷涼で湿度が高い。最も高品質なワインを生むエリア。オ・ロサル
最も南に位置する丘陵地帯のエリア。やや酸には欠ける。コンダード・ド・デーア
南のポルトガルとの国境に位置する内陸のエリア。気温が高く、ブドウが完熟しやすい為力強いワインを生む。リベリラ・ド・ウリャ
北部にある内陸のエリア。平地に近い。ソトマイヨール
ヴェルドゥゴ川の河口付近にある、最も小さなエリア。リアス・バイシャスの料理
入り組んだ入江は格好の漁場であることは良く知られていますが、リアス式海岸の由来となったリアス・バイシャスは、まさに世界有数の漁場。世界でも屈指のムール貝の養殖地であり、牡蠣やホタテなどの養殖も盛んに行われています。
そんな様々な魚介類をボイルして、大皿にてんこ盛りにして提供されるのが、ガリシア地方の郷土料理マリスカーダ。ムール貝や牡蠣、ホタテの他にも、エビやアサリ、マテ貝、蟹などのオンパレードで、魚介好きにはたまらない料理です。見た目のインパクトもあるので観光客にも人気で、海のワイン「アルバリーニョ」と合わせて楽しめば、まさに至福の瞬間です!