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価格6,457円(本体価格:5,870円)
価格1,870円(本体価格:1,700円)
価格1,980円(本体価格:1,800円)
価格2,838円(本体価格:2,580円)
価格3,938円(本体価格:3,580円)
価格4,378円(本体価格:3,980円)
価格38,742円(本体価格:35,220円)
価格23,760円(本体価格:21,600円)
価格14,190円(本体価格:12,900円)
価格1,749円(本体価格:1,590円)
当店通常8,789円(税込)のところ 価格8,250円(本体価格:7,500円)
価格3,234円(本体価格:2,940円)
当店通常55,000円(税込)のところ 価格52,250円(本体価格:47,500円)
価格10,758円(本体価格:9,780円)
価格14,377円(本体価格:13,070円)
価格3,960円(本体価格:3,600円)
価格2,999円(本体価格:2,727円)
価格7,150円(本体価格:6,500円)
価格4,048円(本体価格:3,680円)
価格16,830円(本体価格:15,300円)
メドック Medoc
ジロンド川の左岸、ボルドー市街地の北に位置するメドック地区。ボルドーの中でも看板と言える産地であり、数多くの有名シャトーが名を連ねる一大銘醸地です。ジロンド川から大西洋に続くルートはかつてからボルドーの貿易の玄関口として繁栄し、そのワインはイギリスやオランダといった国々を大きな顧客として高値で取引されるようになりました。1855年にナポレオン三世によるボルドーワインの格付けが行われた際にも、実質ボルドーの格付けというよりも、メドックの格付けとなった事からも、メドックがボルドーの看板的な存在であったことは疑いの無い事実です。北のメドック(旧バ・メドック)と南のオー・メドック
メドックは、大きく北のバ・メドックと南のオー・メドックに分かれています。「バ」はフランス語で「下、低い」といった意味合いで、「オー」は「上、高い」という意味合いがあり、その名の通り格付けされているシャトーは全てオー・メドックに位置し、産地としての価値もオー・メドックの方が上になります。バ・メドックという地名自体が地元の人達からするとなんとも侮辱的な地名だという事で、最近ではバ・メドックと言われることは殆ど無く、「バ」を取って単純に「メドック」と呼ばれています。
オー・メドックには劣るものの、掘出し物も多いAOCメドック
砂利質土壌が特徴のメドックの中でも、ジロンド川の河口に近く、粘土質土壌も多いAOCメドック。そんな中でも、標高が高いエリアでは砂利質土壌の所もあり、そこにはしっかりとシャトーが構えられ、ワインが造られています。
格付けシャトーのスーパースター達を擁するオー・メドックには劣るとは言え、メドック(旧バ・メドック)のワインが質が悪いかというと、そんな事はありません。ACボルドー、ボルドー・シュペリュールはもちろんですが、コート・ド・カスティヨンやブライ、コート・ド・ブールといったアペラシオンよりは格上の存在です。
2003年当時、ブルジョワ級の中でも9つしか選ばれなかった最上級ランクのクリュ・ブルジョワ・エクセプショネルにも名を連ね、ボルドーで最もお買い得なワインの一つとも言われるシャトー・ポタンサックは、このメドック(旧・バメドック)にあります。その品質は中途半端なオー・メドックの格付けシャトーを上回ることもあるという事は、買い物上手のボルドーワインファンなら皆知っています(格付けシャトーより安く買えるということも)。
無名ながらも樽を贅沢に使った作りをするシャトーも多くあり、まだ日本では知名度の無いシャトーの中に掘出し物もありますので、オー・メドックと比べて価格もリーズナブルな点からも、オー・メドックとの違いは認識した上で、注目に値するアペラシオンだと思います。
オー・メドックと比べれば若いうちから楽しめるワインが多いですが、それでも5年程度は熟成させたいところ。ヴィンテージにもよりますが、5年〜10年程度で楽しむのが良いと思います。
もちろん、ワインショップでラベルを見る際には、AOCメドック(Medoc)とAOCオー・メドック(Haut-Medoc)では価値観が違いますので、注意して下さい。AOCメドックのワインを、ラフィットやラトゥールと同じ産地といように、わざと誤解させようとするワインショップもありますので…。
全てのワイン好きの憧れ、メドックの格付けシャトーを擁するオーメドック
メドック地区の南のエリア、北からサン・テステフ、ポイヤック、サン・ジュリアン、ムーリス、リストラック・メドック、マルゴーと続く一大銘醸地。ジロンド川上流から運ばれてきた砂利を中心とした土壌で、最も下流にあたるサン・テステフあたりで少しずつ粘土質の土壌になっていきます。
格付けシャトーの殆どは、サン・テステフ、ポイヤック、サン・ジュリアン、マルゴーの4つの村に存在しており、クラシックなボルドーワインらしい厳格さに溢れながらも、微妙に異なる土壌から造られるワインはそれぞれの村の特徴を反映しています。
主だった格付けシャトーはジロンド川に近い東側に多く存在しており、西側はそれぞれの地域の村名アペラシオンのワインが多かったのですが、最近は所有面積を拡大するシャトーがセカンド・ワイン用に西側の畑を購入したりと、変化が見られます。
単なるメドック同様に、AOC的には赤ワインの生産のみが認められており、白ワインはAOCボルドーとして販売されます。グラーヴ同様に最近はオー・メドックでも辛口白ワインの人気が上がってきており、シャトー・マルゴーのパヴィヨン・ブランや、シャトー・ムートン・ロートシルトのエール・ダルジャン等は、ボルドーを代表する辛口白ワインとしてその地位を確立してきています。