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価格4,224円(本体価格:3,840円)
価格4,774円(本体価格:4,340円)
価格7,216円(本体価格:6,560円)
価格8,360円(本体価格:7,600円)
価格3,696円(本体価格:3,360円)
価格3,168円(本体価格:2,880円)
価格4,576円(本体価格:4,160円)
価格2,695円(本体価格:2,450円)
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価格5,819円(本体価格:5,290円)
当店通常3,476円(税込)のところ 価格3,359円(本体価格:3,054円)
価格4,719円(本体価格:4,290円)
価格7,447円(本体価格:6,770円)
価格3,729円(本体価格:3,390円)
価格16,434円(本体価格:14,940円)
ジゴンダス
Gigondas
ローヌ地方南部のジゴンダスは、シャトー・ヌフ・デュ・パプの東20kmに位置し、自然公園ダンテル・ド・モンミラールの丘陵部から麓に広がる村で、その面積の4割以上がブドウ畑となっています。
ジゴンダスの歴史
ジゴンダスとはラテン語で「喜び」や「楽しみ」を意味する「jocunditas」に由来し、ここにローマ軍兵士たちのための遊興地として作られた街が起源とされ、当時からすでにワイン作りが行われていました。
1894年のパリ農業博覧会では、この地のワインが金賞を獲得していますが、当時の村の主要産業はオリーブ栽培だったようです。しかし1956年にオリーブが霜による大きな被害を受け、オリーブを栽培していた区域にもブドウが植栽されることになりました。
その後ジゴンダスのワインは広域AOC・コート・デュ・ローヌに属していましたが、1966年にコートデュローヌ・ヴィラージュに格上げされ、1971年にジゴンダス村単独のAOCとして認定されました。
ジゴンダスのテロワールの特徴
栽培区域はダンテル・ド・モンミラールの西側丘陵部から麓の平野部に広がり、標高は最高で600mほどあります。
ジゴンダスは、砂利質と赤粘土質の土壌、青粘土質の土壌など場所によって特徴が異なり、南東の山側の畑では、乾燥して水はけのよいガリック(石灰質の灌木林地帯)、崖のように切り立った岩山から裾野に拡がる畑の土壌には白い石灰岩が目立ちます。
日当たりの良い斜面の畑にはこの石灰岩が反射する日光も差し込み、ここで育つブドウに、より一層凝縮感をもたらしています。
ローヌ川左岸にあるジゴンダスの気候は地中海性気候で雨が少なく、年間2800時間と日照時間が長いのが特徴です。
濃厚でパワフルな赤ワイン
ジゴンダスでは約1200haの面積にグルナッシュと混醸用のシラーやムールヴェ―ドルを栽培、作られる90%以上が赤ワインで他に少量のロゼワインが生産されています。
アッサンブラージュの割合は、グルナッシュは80%まで、シラーとムールヴェードルが15%以上、その他、カリニャンを除くコート・デュ・ローヌ産の品種を10%まで用いることができます。グルナッシュが中心となるワインの味わいは力強く濃厚で、なめらかなタンニンや赤い果実のアロマも感じられます。
通常アルコール度数が12.5%程のフランスワインのなかで、ジゴンダスは度数が高いのも特徴で、平均14%の度数となっています。
ジゴンダスの主な生産者
シャトー・ド・サン・コム
「ジゴンダスの天才」と呼ばれるルイ氏は、ジゴンダスに所有する15haの畑で、先代も行っていた有機栽培を引き継ぎながらビオディナミ農法も取り入れ、生態系を維持しつつ品質の高いブドウを栽培しています。
ちょうど山影になる場所に位置するサン・コムの畑は、周囲よりも日照時間が短く、ゆっくりとブドウが熟することでワインに適度な酸味が残り、繊細な風味に仕上がります。
ドメーヌ・サンタ・デュック
ブドウ栽培はオーガニックで行い、化学肥料や除草剤は使用していません。ブルゴーニュのようなエレガントなワインを目指し、セラーでの仕事は当主のクラがひとりで行っています。ロバートパーカーから5つ星の評価を受けた、チャンピオンの名に相応しいドメーヌです。
ドメーヌ・サン・ガヤン
現在はジャン・ピエール・メフレとその妻マルティーヌ、娘婿クリスチャンがその伝統的なスタイルを守りながらワイン作りを行っており、パリ農業コンクールでは過去に20回もの受賞歴があり、他多くのコンクールでもメダルを獲得している人気生産者です。
栽培しているブドウの三分の一以上が樹齢80〜100年の古樹でブドウの収量が低い分、十分に熟して凝縮した果実の味わいと、なめらかなタンニンを持つワインが生み出されます。
ドメーヌ・デュ・ケロン
場所によってさまざまなバラエティに富んだ特徴を持つ土壌で、リュットレゾネ(減農薬栽培)によりブドウの栽培は行われ、収穫は手摘み、発酵は100%天然酵母を用いるなど、昔ながらの製法でクラシックなジゴンダスを生産しています。