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大和葡萄酒

yamato budousyu

大和魂!山梨県大和葡萄酒代表、萩原さんが醸し出すハギーワイン




2019年現在、日本全国にワインの製造場は280件ほどあると言われていますが、都道府県別にみると、なんといっても山梨県が81件と断トツに多く、その次は北海道34件、長野県34件と続きます。

今回ご紹介するワイナリーは、そんな山梨県の中でも得に甲州種の葡萄に力を注いでいる大和葡萄酒さんです。

甲州という葡萄は、江戸時代に甲州市勝沼地域で発見され、現在では日本固有の葡萄として初めて国際ぶどう・ぶどう酒機構(OIV)に品種登録されました。
品種登録された?そうです、海外で日本の甲州を使用したワインがコンクール等に出品され、世界から評価される舞台に上がれる事が出来るようになったのです。

そんな甲州葡萄を長年研究し続け、樹齢約130年の指定文化財である甲州の樹「甲龍」を管理しながら探索・復活・保存と、飽くなき挑戦を続けている、大和葡萄酒代表の萩原さん。

大和葡萄酒さんの商品ラインナップを見ていると、「ハギーワイン」という言葉が目につきませんか?これは代表の萩原さんの萩(ハギ)からきているんだとか?

日本古来の葡萄品種を大切と考え、歴史や葡萄のルーツを真剣に熟慮し、独自の文化を持つ日本の風土と環境に合うワイン造りを目指す事!これが大和魂‼大和葡萄酒、ハギーワインの理念です。

探索・復活・保存




日本古来からあるブドウの品種は「甲州」「竜眼」「甲州三尺」「紫葡萄」「水晶葡萄」「聚楽葡萄」の6種類とされ、このうち現存が確認されている「甲州」「竜眼」「甲州三尺」「紫葡萄」の4種類を大和葡萄酒では育種しています。

現存が確認されていない2種類「水晶葡萄」「聚楽葡萄」も日本全国から探し出し、ワイン醸造に適しているのか検証していくことが、今後の日本ワイン造りにとって大変重要であると萩原さんは熱く語ります。


スタッフのお勧めはスパークリングワイン!




大和葡萄酒ではスティルワインと同じネーミングでスパークリングワインを造っています。その中でもおすすめしたいのは、「ハギースパーク重畳(ちょうじょう)」

甲州葡萄を樽熟成してますが、樽香は強すぎず、ほのかにオークの香りと程よい酸味のあるバランスの良いワインに仕上がっています。

ワインを造る人達は、子供の名前を考えるかの様に愛情もってワインに名前を付けます、この「重畳」という言葉は、幾重にも重なる事を意味し、長年甲州葡萄を研究してきた思いを込めて名付けました。

是非、この「重なり」と「思い」を感じ、味わってみて下さい!

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