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価格76,857円(本体価格:69,870円)
価格43,890円(本体価格:39,900円)
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オーパス・ワン
Opus One
言わずと知れた、カリフォルニアのプレミアムワイン「オーパス・ワン」。この夢のワインは、二人の男の情熱から生まれました。ニューワールドワインのパイオニア
2人の男とは、バロン・フィリップ・ド・ロスチャイルド男爵と、ロバート・モンダヴィ。
フランス・ボルドーのメドック地区で、格付け1級ワイン「シャトー・ムートン・ロートシルト」を所有するロスチャイルド男爵と、カリフォルニア・ナパヴァレーですでに高品質なワインを造っていたロバート・モンダヴィの出会いによって、この夢のようなワインが誕生することとなったのです。
ロスチャイルド男爵は、1960年代、まだ誰もカリフォルニアワインに注目していなかった頃に現地を訪れ、その完璧な気候に魅了されました。温かく乾燥し、日照も十分なその気候はボルドーにおけるグレートヴィンテージの必須条件。この土地でワインを造ろう、と男爵は決意します。
『妥協を許さず、高品質なワインを造る』という強い信念で2人は共同でワイン造りを始めます。
1979年、出来あがったワインは《オーパス・ワン》と名付けられました。クラシック音楽で使用するこの言葉は[作品番号1]という意味で、英語でもフランス語でも分かりやすいものを、という思いも込められています。
ボルドーの技術と、カリフォルニアの豊かなテロワールで造られたこのワインは、1981年のオークションでカリフォルニアワイン史上、最高価格で落札されます。それまで無名に近かったワインがこの二人の知名度だけで、破格の値段で取引されたのです。
オーパス・ワンはその話題性だけでなく、着実にその品質も認められ、1991年には、ロートシルト男爵のこだわりの詰まった豪華なワイナリーも完成しました。その建物は、地面から盛り上がるような形状で、歴史あるヨーロッパのニュアンスと、近代アメリカの要素が混ざり合った個性的なものになっています。その内部も目を見張る美しさ。地下のワインセラー「グラン・シェ」では熟成用の新樽が1,000個並ぶ圧巻の見ごたえです。
そのワイナリーを直接自分の目で見て、体験したい、という方のために オーパス・ワンでは電話による事前予約で"ワイナリーツアー" を行っています。ツアーは2種類。歴史やワイン醸造についてガイドが説明をしてくれる「エステートツアー」(90分)と、ワイナリーのフォーマルな場である"サロン" から始まる「ライブラリーツアー」(120分)があり、どちらもオーパス・ワンの試飲ができるようです。
伝統と改革の融合
オーパス・ワンのワイン造りは、ボルドーの伝統的な技術と、カリフォルニアならではの恵まれた気候によって、最高品質のワインを生み出します。そのブドウ栽培から、醸造まで、妥協という言葉はありません。
ワイン畑はカリフォルニアでも群を抜いて優れている、ナパヴァレーのオークヴィル地区にあります。68haの畑は4か所に分散し、カベルネ・ソーヴィニヨン、カベルネ・フラン、プティ・ベルド、メルロー、マルベックの5種類のブドウが栽培されています。
その畑のうち、使用されるのは70%程で、残りの畑は土壌を休ませたり、木を植え替えたり、と常に細かく手をかけているのです。そして、その植樹にもこだわりがあります。一般的な畑の5〜6倍の密度でブドウの木を植えて、栽培密度を上げます。それによって、ブドウは競い合って根を張り、その実も凝縮感のある香りの強いものができあがるのです。
そして、涼しい夜間に収穫をする「ナイト・ハーヴェスト」もオーパス・ワンには欠かせない工程です。気温の高い日中に収穫をすると、ブドウの糖度が高すぎて品質のバランスが崩れてしまいます。一方、夜間の涼しい時間はブドウの糖度が抑えられ、コンディションのいい状態でブドウを収穫することができるのです。
手摘みで収穫されたブドウは、小さな箱に入れられてワイナリーへ移されます。除梗は100%行い、ブドウの果実味を生かします。この作業はワイナリーの中二階で行われ、選別された果実は重力の力だけで階下にある発酵タンクに落ちていく仕組みとなっています。20日ほどの醸しの後、樽熟成に入りますが、ここに至るまでの全ての工程を、畑の区画ごとに別々に行っているというから驚きです。一次発酵の間は、一日一度、30を超える区画のワインを一つ一つテイスティングするという念の入れよう。こうすることで、それぞれのワインの状態を細かくチェックすることができるのですね。
100%フレンチオークの新樽を使用し、約18ヶ月熟成されたワインは瓶詰され、さらに18ヶ月寝かされます。
ブドウの収穫から、ワイン「オーパス・ワン」として世に出るまで、実に、3年という時間が流れているのです。
オーパス・ワンのラインナップ
オーパス・ワン
オーパス・ワンは20年もの熟成に耐えられる息の長いワインでもあります。しかし、ブドウの収穫からワインとして出荷されるまでに、すでに3年が経っていますのでリリース直後でも、十分に楽しむことができるのが魅力。
2005年まではややボルドーよりの力強い味わいでしたが、それ以降はカリフォルニアのニュアンスがより感じられるピュアな印象へと若干の変化を遂げています。
2001年から醸造に携わっているマイケル・シラーチ氏は初ヴィンテージから最新ヴィンテージまですべてをテイスティングし、オーパス・ワンのスタイルを徹底的に分析。その品質に更なる磨きをかけるためにナイト・ハーヴェストや有機栽培に取り組んできました。常に進化を続けるオーパス・ワンは、そうした地道な努力の上に成り立っているのです。
ワイン愛好家たちの間では、ヴィンテージから8〜15年を経たオーパス・ワンが最も好まれているようです。
オーバーチュア
生産量も極めて少なく、毎年生産されているわけではないので、ノン・ヴィンテージでの扱いとなっています。
複数のヴィンテージをブレンドしたその味わいは、ふくよか。黒い果実の凝縮したうまみが広がるしなやかな1本です。リリース直後から楽しむこともできますし、熟成させてその成長を楽しむこともできます。