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驚異的なボルドー古酒を発見しました!

80年代の貴重なヴィンテージにして、目を疑うまでのお値段です!




ある程度長期に亘る熟成を経たワインは 「古酒」 と呼ばれ、貴重な存在としてもてはやされてきました。


特にボルドーをはじめとした、銘醸地の古酒は多くの愛好家から需要がある一方で、消費できる量は非常に限られています。


格付けシャトーなどの元より高価な銘柄は、現行ヴィンテージよりはるかに割高となる場合も多く、それが当たり年と重なったりすれば、 価格が2倍以上に跳ね上がるケース だってあります…。



そういった状況にあるボルドー古酒の世界ですが、今回当店に入荷してきた 「シャトー・カンサック」 各種は…



●30年以上の熟成を経た、まぎれもない古酒!

●しかも良年として知られる、1985年&1986年!




という貴重なヴィンテージ、本来であれば高額なお値段で取引されておかしくないボルドーワインなんです!


そう、 本来であれば…


というのもこのシャトー・カンサック、今回当店でご案内するお値段はどちらも、このヴィンテージのボルドーとしては信じられないほどリーズナブルで…



●1980円! (税抜)



という、 もはや異例と呼べるレベル!


ある程度ワインを飲まれている方ならお分かりと思いますが、1985年&1986年のボルドーワインで、この価格帯で買える銘柄は他に無いでしょう…。


ここまでケタ外れの安さだと、 「ピーク過ぎて終わってるんじゃないの?」 と、そもそも飲める状態なのか不安を覚えるお客様がいて当然かもしれませんが、その点はどうぞご安心ください。



それどころかむしろ、このシャトー・カンサックは面白い事に、 80年代の古酒とは思えないほど若々しさを保った状態 なんです!


もちろんある程度の熟成感はあるのですが、それにしてもあまりにフレッシュなので、この点について輸入元様に聞いてみるとどちらも…



●約30年もの間、タンク内で熟成されてきたワイン!



なのだそうで、それがごく最近になって瓶詰めされ出回るようになったものなんだとか。


タンク内で長期熟成させ、出荷直前になってボトリングしたというボルドーはたまに見かけますが、こういった経緯を辿った事によってコストも抑えられているのでしょう。 (そうは言っても安すぎですが)


さらに飲み比べてみれば、 たった1年の差でもかなりの違い が出ていて、個性が生まれている点は興味深いところでした!



■シャトー・カンサック 1986年のテイスティングコメント

全体的に茶色みがかったガーネット色、長い熟成により色調は大変淡くなっています。

香りは30年熟成したとは思えないほどで、果実と花の香りが中心で熟成感はあまり感じられず、開くのにやや時間がかかりますが、じっくり待てば干しブドウの様な濃縮した香りを楽しむことができます。

熟成によりボディはかなり軽やかですが、まだ生き生きとした酸味とタンニンが残っていることには驚き!

一般的な古酒とは全く別次元の味わい、 30年前にタイムスリップしたような若々しさを保った異色の長期熟成ワイン です!




■シャトー・カンサック 1985年のテイスティングコメント

外観は1986年と同じ色調で、全体的に茶色みがかった淡いガーネット色をしています。

しかしこれだけ見た目が一緒なのに、 香りと味わいが全く異なるのにはまたビックリ!

1985年ヴィンテージには熟成香が現れており、なめし皮や枯れ葉、干しブドウなどのアロマを感じる事ができ、タンニンは緻密で、酸とともにワインに溶け込んでいます。

こちらも30年以上熟成したボルドー・シュペリュールとは思えないほど、余力を感じさせる一面があるのは同様ですが、ボディ全体的に優しい味わいで、アフターには旨味も感じられ上品な印象です。





タンク内長期熟成という変わった手法という事もあり、こういった差が出た詳しい理由はわかりません。


しかし 熟成してこなれた味わいは純粋に美味しい 上に、貴重な古酒として圧倒的にリーズナブル、なおかつ面白い魅力に溢れたボルドーワインなので、ぜひ皆様にも飲み比べてみて頂ければと思います!



貴重な80年代のボルドーが、驚異的なお値段1980円!(税抜)

しかも良年として知られる、1985年&1986年産の各種!

タンク内熟成によっていまだ若々しさを保った、尋常じゃなくリーズナブルな古酒のご案内です!