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ドイツはワイン生産国の中でも独特なワイン文化を築いた国で、 古くから甘口ワインが珍重 されていました。


甘口ワインの高さはピカイチで、それを裏付けるのが ドイツ独自の法律で定められた甘口ワインに与えられる格付け、「プレディカーツヴァイン」 です!


この格付に入るには様々な厳しい規定をクリアしなければなりませんが、中でも厳しいのが、補糖(醸造中に糖を添加すること)を禁止していること。


温かい地域であればブドウはすぐに熟し、自然と糖度が上がりますが、極寒のドイツではブドウを完熟させるとこが他国よりも困難で、この様な地域は本来であれば補糖せざるを得ないのです。


しかし「プレディカーツヴァイン」はこの補糖が禁止されているため、 糖度を上げるための時間とコストがかかり、その分高価で希少なワイン になるのです。


今回のワインは、この厳しい規定をクリアした格付けの一つ、「シュペートレーゼ」のワインをご紹介します!


シュペートレーゼとは、


●通常の収穫期よりも遅くに収穫し、完熟ブドウだけを使用したデザートワイン!


収穫を遅くすればするほど、病害や天候被害に合うリスクを伴うため、シュペートレーゼと言うだけでも貴重なんですが、実はこのワインの特筆すべき事は他にあって・・・・


●1998年、1999年産の20年以上熟成を遂げた希少古酒!


ということ!


市場に流通するドイツ産甘口ワインを見ると、様々な銘柄がありますが、これだけ古いヴィンテージとなるとなかなか手に入りません!


現にこのワインを手に入れるのには大変苦労しました。。。


ワイナリーが秘蔵していた貴重なワインの一部を頂き、限定入荷してきた代物!


インポーター様からご案内があり、すぐに採用を決定しましたが、予約が殺到したため 両ヴィンテージとも数ケースずつ しか入手出来なかったのです。


「古酒」と聞くとどうしても気になるのが、ピークを過ぎていないか?というところですが、甘口ワインは糖度が高いため、辛口よりも長熟すると言われていて、かの有名なデザートワインの王「シャトー・ディケム」は、 「100年以上経っても、その美しい色と香りと味わいは失われない」 と言われる程。


おまけに1998年、1999年と言えば、 ちょうど今年成人式を迎える方のバースデイ・ヴィンテージ!


お酒を飲み慣れていない方でも甘口なら飲める方も多いので、成人のお祝いにもピッタリです!!


さて、気になるお味はというと・・・


〜テイスティングコメント〜

1998年産は、リンゴや桃を思わせるフルーティな香り。

驚くべきことに、 20年の歳月を経ていながらも、今もフレッシュな口当たり!

まろやかに熟成された甘みがありますが、爽やかな酸味が心地よく広がり、甘口ながら上品な味わいに仕上がっています。

一方、1999年産はリンゴの蜜を思わせる濃密な香りに、フレッシュながらもミネラル感とハチミツの様なコクのある甘みが特徴です。

熟成した甘みと程よい酸味がバランス良く、1998年よりも濃厚な味わいです。



と、20年熟成しているにもかかわらず、まだフレッシュさが残るポテンシャルの高さと、熟成由来の複雑さが融合した良質なシュペートレーゼだったのです!


それもそのはずで、生産者の「パウル・アンホイザー」は、世界的に有名なワイン評論家ヒュー・ジョンソン氏から、 造り手の評価で最高得点の4ツ星を獲得した実力者!


1600年代より続くドイツのナーエ地区を代表する老舗名門ワイナリーであり、伝統を重んじ、現在も木製の大樽を使用し丁寧にワインを造り続けているのです。


ワイナリーのセラーに眠っていた超希少な1998年、1999年産の古酒が限定入荷!

甘口ワイン好きの方に限らず、熟成により複雑味が増し玄人向きな味わいに仕上がっていますので、食後に舌鼓すること間違いなし!

また成人式のプレゼントに、バースデイ・ヴィンテージのワインをお探しの方にもオススメします!!




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