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商品番号 W-BD17122712
価格14,190円(本体価格:12,900円)
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ワインは出来がよくリッチで、しなやか。クリュ・クラッセにふさわしい価値
このワインについて
生産者について
ワインは出来がよくリッチで、しなやか。クリュ・クラッセにふさわしい価値
このワインについて
世界的なワイン評論家デイビッド・ペッパーコーン氏は、「シャトー・プージェはシャトー・ボイド・カントナックと所有者が同じで1988年まではどちらのワインもこのシャトーで造られている。ワインは出来がよく、リッチで、しなやか。クリュ・クラッセにふさわしい価値を備えている。」と評価。「カントナック村でもわずか10haの畑の特級シャトー、それがこのシャトー・プージェである。」とコメントしています。また、日本を代表する名ソムリエの一人、石田博氏は「ボルドーでは、所有者が醸造も担当するケースは珍しいのですが、このシャトーの所有者であるルシアン・ギュメ氏は、醸造にも栽培にも精通しています。そのため、良質なブドウの特性が余すところなく生かされ、マルゴーのテロワールを忠実に表現するワインに仕上がっています」と評価しています。
生産者について
中世の時代、この一帯を所有していたのはベネディクト派の修道院でした。ベネディクト派といえばあのロマネ・コンティを所有していたのも、このベネディクト派の修道院です。1748年このシャトーの新たなオーナーとなったフランソワ・アントワーヌ・プージェ氏がこのシャトー名の由来です。1771年彼の娘クレアが当時のボルドー市の事務総長でもあり弁護士でもあったピエール・アントワーヌ・ド・シャヴァイユ氏と結婚しました。以降、プージェ・ド・シャヴァイユ一族が運営していました。
途中フランス革命時には一時全財産を没収されましたが、その後、1798年にはそのほとんどを取り戻すことができました。時代の波に翻弄されながらも150年以上に渡り、このシャトーを守り抜いたのです。また、この間にメドックの格付け制定において第4級の地位を獲得するのでした。
シャトー・プージェの現オーナーは1906年からギュメ一族となっており、シャトー・ボイド・カントナックと同様の管理のもと、運営されています。
余談ですが1982年までは、1932年からギュメ家がオーナーとなったシャトー・ボイド・カントナックもシャトー・プージェの醸造施設で造られていたという歴史があります。しかもシャトー・プージェの醸造施設でボイド・カントナックが造られていたにも関わらず、当時はプージェがボイド・カントナックのセカンドワインとしての位置付けで扱われていました。
1983年になりようやく別々の醸造施設で造られるようになったのですが、シャトー・ボイド・カントナックには現在でも正式なシャトーがないため、ワインはシャトー・プージェに隣接する倉庫で醸造、貯蔵されています。また、1997年よりオーナーとなっているルシアン・ギュメ氏が管理するようになってから著しく品質が向上しています。