コート・ロティに君臨する北部ローヌの盟主 ギガル。

ギガル社の創業は戦後間もない1946年のこと。 その後、わずか半世紀にして北部ローヌ有数の生産者へと大きく成長しました。

「ギガルの三つ子の兄弟」と云われる単一畑のコート・ロティとコンドリューは ギガルの名を知らしめ、他に並ぶものがいないと言われるほど確固たる地位を 築いています。

今回ご紹介するのはそんなギガルの「エルミタージュ」。

ローヌ地方の力強さと気品を兼ね備えたこの地方が誇るAOCエルミタージュのぶどう畑は、タン・レルミタージュ、クローズ・エルミタージュ、ラルナージュの3つの村にある丘の南西側の急斜面にあります。

ここで造られる素晴らしい赤ワインはボルドー・メドックのワインとともに、最も長命の一つです。

100%シラーでボーム、メアル、ベサール、エルミットの区画のぶどうを使用。 温度を調節しながら4週間の醸し発酵を行い、50%の新樽率で40ヶ月樽熟成を施します。

エッジが紫がかった深いルビー。小さな赤い果実のアロマ。 スパイシーでがっしりした味わい、カシスの芽やバニラ、そして甘草の余韻が残ります。まさにシラー特有の芳醇なワインなのです。

多彩な味わいとコストパフォーマンスが極めて高い作品です！