すっきりした辛口白ワイン好きの方で、このワインを嫌いな人はおそらくいないのでは？


というくらい、 すっきり辛口白ワインの代表 とも言えるのが、フランス・ロワール地方を代表する「ミュスカデ・セーヴル・エ・メーヌ」です。


ロワール河の最下流、海に近いところで造られるため、別名「海のワイン」とも呼ばれます。手頃な価格で手に入りやすい物が多く人気の銘柄ですが、ミュスカデはどれも似たような味…と思っている人も実は多いのでは？


今回は、並のミュスカデとはひと味違う、高品質な ワンランク上のミュスカデが新入荷しました のでご案内いたします！



ご紹介するのは、1948年創業のドメーヌ・ガデ・ペール・エ・フィスが手掛けるミュスカデ・セーヴル・エ・メーヌ　シュール・リー。


1952年にドメーヌ・ガデとして最初のワインをリリースすると、創業者であるルイ・ガデの真面目なワイン造りはすぐに評判となり、1959年にはニューヨークのパークアヴェニューの店頭でも販売されるほどに世に広まります。


その後、二人の息子がドメーヌに加り、良い畑を厳選して購入することで着実に規模を拡大。現在は4代目のクリストフ・ガデが当主を務め、 年産30万本を誇る人気ドメーヌへと成長しました。


クリストフは、ドメーヌ・ガデに参加する前に8年間に渡ってサンセールなどの生産者の元で修行を積み、ロワール地方のテロワールの長所を活かすための醸造を学んできました。


そんな彼の手掛けるこのミュスカデ・セーブル・エ・メーヌは、ワンランク上の「傑作ミュスカデ」と評されています！


まず、ブドウに対するこだわりがすごい。厳格なリュット・レゾネで、48haもある畑の中の特に質の良いブドウだけを厳選しブレンドしています。


そして、良心的な価格と高い品質は 専門家や美食家、レストラン界からの評価も高い！ 彼の上位キュヴェであるミュスカデ・ヴィエイユ・ヴィーニュは、


パリにあるフレンチの巨匠アラン・デュカスの魚介レストラン「RECH」でもオンリスト


されていたほどです！


そんなドメーヌ・ガデの手掛けるミュスカデ・セーブル・エ・メーヌ。試飲してみたところ…

〜テイスティングコメント〜 ミュスカデの特徴である柑橘類や白桃、ハーブ、夏草のようなフレッシュで爽やかな香りがしっかりと表れています。適度なボディの厚みとほんのり蜜っぽさ、シャープだけど強すぎないフレッシュな酸のバランスは秀逸。じわじわと旨みが染み出してきて、余韻がとても長い！ 完成度の高さに驚きました。

一般的なミュスカデ・セーブル・エ・メーヌは1000円代前半のものが多く、手頃で気軽に飲める白ワインの代表といったところ。それに比べると、ドメーヌ・ガデのミュスカデはやや高額ともいえます。


しかし、その品質はやはり 一般的なミュスカデ・セーブル・エ・メーヌとは似て非なるもの！ 香り高さ、味わいの厚み、コク、余韻の長さが格段に違います。


「ミュスカデは安くて、値段なりに美味しければ良い」と思っているならば、その概念を覆される、試す価値のある1本です！


魚介などはもちろんのこと、和食などの家庭料理が並ぶ食卓で抜群の力を発揮してくれる、とびきり上等のデイリーワイン。気づけば1本空いてしまうような、毎日飲んでも飽きない万能ワインです。


実直な努力で急成長を遂げた人気ドメーヌが手掛ける高品質ミュスカデ・セーブル・エ・メーヌ！

ミュスカデはどれも同じという先入観を覆される、秀逸な1本です！