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熟成してこそ真価を発揮するリヴザルト リヴザルトはワインの分類上では「フォーティファイド・ワイン」という酒類に位置付けられます。フォーティファイド・ワインとは、ワインの発酵工程中、または発酵後にブランデーなどのアルコールを添加したお酒の総称です。 フォーティファイド・ワインとは、ワインの発酵工程中、または発酵後にブランデーなどのアルコールを添加したお酒の総称です。発酵中にブランデーなどを添加すると発酵が止まり、ブドウの糖分がワインに残る為、殆どのワインが甘口タイプとなります。 リヴザルトは若い内からでも楽しめますが、熟成したリヴザルトは更に魅惑的なワインとなります。長期の熟成によりキャラメルやコーヒー、カカオ、モカ、バニラ、ナッツ、ナツメグなど様々なブーケを醸し出します。食前、食後、あるいはワインだけでもゆっくり楽しむことの出来る贅沢なワインでありながら、酒精強化により開封後もかなり長い期間楽しむことが出来ます。そして1960年や1963年など入手困難なヴィンテ―ジでも、比較的お手頃な価格で入手できるところも、このワインの魅力のひとつです。 希少なリヴザルトの熟成品はこちらから>> pick up
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リヴザルトはルーション地区で造られる天然甘口ワイン。(ヴァン・ドゥ・ナチュレ) 発酵途中にアルコールを添加し、発酵を止めて甘みを残します。
今回のご紹介は、グルナッシュから造られた1927年産(昭和2年)のリヴザルト。フランス国内でも殆ど残っていない超希少な古酒です。
ドライフラワー、ドライフルーツにコーヒーやキャラメルの香り。まるでマディラ酒の様なリッチな味わいです。