ドメーヌ・ラ・ボームは、南仏ラングドッグ地方の中央部の小さな村セルヴァンにある100年以上続く、歴史あるワイナリーです。


19世紀半ばにヨーロッパで猛威をふるったフィロキセラ発生以降、休耕地となっていたぶどう畑の、非常に多様でポテンシャルの高い土壌に目を付け、ジャン・プラット氏が1880年に取得、ドメーヌ・ラ・ボームが誕生したのです。


彼は息子と共に、20年の間に100ヘクタールのぶどう畑を復活させ、生産したワインを海外へ輸出したり、1900年パリ万博へ出店するなど、著しい成長を遂げました。


その後も拡大を続け、現在ではを所有し、2003年にはフランスの大手ワインメーカー「グラン・シェ・ド・フランス」の傘下に入り、その安定した経営基盤から、最新の技術を次々と導入し、さらなる進化を続けています。


ドメーヌ・ラ・ボームの216ヘクタールあるぶどう畑では、ピノ・ノワールやシャルドネをはじめとして、11もの品種を栽培しています。単一のぶどう品種を100％使ったワイン造りをしており、果実味たっぷりで、誰もが美味しいと思える、高品質のデイリーワインを生み出しています。


彼らの造るワインは、世界中の数々のコンクールで、5年間に50以上の賞を受賞し、高級ホテルチェーンのマリオットグループでも採用されるなど、世界中から支持されています。ここ日本でも、雑誌「ワイン王国」に、高品質のデイリーワインとして何度も取り上げられるなど、年々その評価は高まっています。


ご紹介する「ピノ・ノワール　ロゼ　スパークリング」は、ドメーヌ・ラ・ボームの最新作。ピノ・ノワール100％使用し、その魅力を余すことなく引き出したスパークリングワインです。


外観は、淡いピンク色で、細かな気泡が立ち昇ります。いちごやラズベリー、黒スグリなどのベリーのチャーミングな香りと、南仏のピノ・ノワールらしいスパーシーなニュアンス。クリームを想わせる滑らかな泡とフレッシュな果実味が楽しめる、辛口のスパークリングワインです。


普段のどんなお食事にも合わせやすいスパークリングワインですが、インポーターさんのおすすめは、香り高いキノコのガーリック炒め。冷蔵庫でよく冷やして、フレッシュな味わいをお楽しみください！