まず始めにお伝えしなければならないことがあります。


今回ご紹介のこちらのワイン、 メドック格付第4級、サンジュリアンのグラン・ヴァン「シャトー・サン・ピエール」 ではありません。


シャトー名こそ同じですが、左岸のサンジュリアンではなく、右岸のサンテミリオン衛生地区の一つ、 リュサック・サンテミリオン のワインです。


お値段も、


●1617円 （税込）


と、大変お手頃なお値段！ 残念ながら1000円台で購入できるグラン・ヴァンはないのです。。。


なんだ、騙された・・・と思った方、ページを閉じる前にもう少しだけお付き合いください！


「リュサック・サンテミリオン」のワインをお飲みになったことはありますか？


リュサック・サンテミリオンは、ボルドー地方の右岸エリアに位置し、メルローの一大銘醸地AOCサンテミリオンの北東に隣接する、サンテミリオン衛生地区の一つです。


実はこのサンテミリオン衛生地区のワインは、


●20％ほどしか輸出されず、その殆どが国内で消費されてしまうんです！


そのため、日本への流通も極めて少なく、知名度もあまりありません。 このリュサック・サンテミリオンのワインをお飲みになったことがある方も、少ないのではないでしょうか？


という訳で、せっかく開いて頂いたこちらのページで、リュサック・サンテミリオンの魅力を存分に知ってください！


サンテミリオン衛生地区は4つの地区に分かれ、リュサック村の耕作面積は約1400ha、なんと村の60%がブドウ畑で、その殆どが家族経営という根っからのワイン村です。


●リュサック・サン・テミリオンの最大の特徴は多様性！


高原や丘陵地の斜面、小さな渓谷など多岐に渡るため土壌がそれぞれ異なり、バリエーション豊かな味わいのワインが生み出されます。


ワインの特徴は滑らかでフルーティ。タンニンが絶妙に備わっており、熟成されるほど味わい深く豊かなハーモニーを感じさせてくれます。


品質はAOCサンテミリオンと同等！ とまで言われていて、それでいて価格がお手頃なものが多く、コストパフォーマンスに優れた掘り出し物に多く出会えるのも魅力です。


今回ご紹介のワインも1617円（税込）と格下のAOCボルドー並みのお手頃な価格で、 リュサック・サン・テミリオンとしても市場最安級！ （2020年3月時点）


実は、こちらのワインは ドラジェで自社輸入したもの。 実際にテイスティングしてみたところ・・・

〜テイスティングコメント〜 外観は、深みのある濃いめのダークチェリーレッド。 凝縮感のあるカシスやブラックベリーなどの黒系果実に、ナツメグやクローヴなどのスパイスのアロマ。 メルローらしい果実味主体の味わいで、口当たりは滑らかですが、緻密なタンニンが備わった骨格のしっかりとしたワインです。 2012年と実は8年も熟成しているのですが、それを感じさせないポテンシャルの高さがあります。

と、お値段以上のクオリティの高さにスタッフ一同納得しました！


お試しで飲んで頂くには丁度いいお手頃価格。まだリュサック・サンテミリオンのワインを飲んだことがないという方は、これを機に是非トライしてみてください！


知名度は低いものの実は優れもの？！隠れたメルローの銘醸地、リュサック・サンテミリオン！

ドラジェが満を持して自社輸入した抜群コスパの一本です！