1958年に制定され、それ以来およそ10年ほどの時間を経て見直しが行われるサン・テミリオン格付。


プルミエ・グラン・クリュ・クラッセA、プルミエ・グランクリュ・クラッセB、グラン・クリュ・クラッセ の3つに格付され、ほぼ不動のメドック格付に比べ、新進の作り手が昇格する、など話題性のある制度でもあります。


ただ近年では格付に不満を覚えた作り手からの訴訟騒ぎや、シャトー・アンジェリュス、オーゾンヌ、シュヴァル・ブランが格付からの脱退を表明し、悪い意味で注目が集まっている一面も。


いずれもプルミエ・グラン・クリュ・クラッセAの最高峰シャトーであることから、影響はありそうですが、品質に対する基準は変わらず厳格です。


そんなサン・テミリオン格付のプルミエ・グラン・クリュ・クラッセBに、2012年に昇格したのが・・・


●シャトー・ラルシ・デュカス！


そんなシャトー・ラルシ・デュカスは、はるか昔16世紀のころからすでに人気シャトーとして名声を誇っておりましたが、近年にその品質を落としてしまい人気も実力も低迷。


しかし2002年に、サン・テミリオンで有名な二コラ・ティエンポンと天才醸造家ステファン・ドゥルノンクールをチームに迎え入れ、ワイン作りに変革をもたらします。


もともと クラッセAのシャトー・パヴィに隣接した畑 を持ち、その素晴らしいテロワールを存分に発揮した結果、2012年の格付昇格に至ったといえるでしょう！


そんななか今回紹介するのが・・・


●お手頃セカンドワイン！


ミュルミュル・ド・ラルシ・デュカス！現地の人がどう発音しているかまではわかりませんが、すこし気の抜けそうな名前ですね。


フランス語で「ささやき」という意味ですが、ファーストラベル同様の方法で栽培醸造。新樽バリック30％で、14〜16か月とファーストよりも控えめな作りです。


ファーストだと安くても8000円ほどしてしまうのですが、 セカンドラベルならばお手頃で手に入るのも魅力！ そして今回のヴィンテージは・・・


●ちょい熟2014年！


豊かな果実感に加え、スパイシーさとエレガントで華やかな香りが広がる飲み頃ヴィンテージ！まさに良質熟成メルロー！右岸サン・テミリオンの魅力たっぷりです！


2012年昇格で、世界中のワイン愛好家から注目されているシャトー・ラルシ・デュカスの飲み頃セカンド！入荷数量はごく少数です！


人気急上昇ラルシ・デュカスのお手頃セカンド！

ちょい熟飲み頃2014年！ぜひお試しください！