シャトー・ドワジ・デーヌは、1855年のソーテルヌ地区の格付けで第2級シャトーとなったシャトーです。ボルドーで最も野心的かつ革新的に経営しているシャトーの一つで、 極めて上質で偉大な甘口ワインを生産しています。 1924年からデュブルデュー家が所有しています。


シャトーをけん引してきた故ドゥニ・デュブルデュー氏は、「ボルドー白ワインの法王」と呼ばれ、ワイン醸造における科学の重要性を世に知らしめ、その功績を非常に高く評価されてきた人物です。


彼が持つ肩書は、科学者、農科学者、ボルドー大学教授、ワインコンサルタントと多岐にわたる、非常に多才なフランス人です。


もともと、5ha程の畑の所有でしたが、ドゥニの父ピエールが15haまで広げ、隣にはソーテルヌを代表するシャトー・クリマンがあり、クリマンとクーテの間にも3haの畑を所有しています。


パーカー氏も「私はこのワインを第1級にはしないが、明らかに第2級のシャトーとしてはトップに立つもののひとつである。」というコメントを出しており、今後益々活躍の期待されるシャトーです。


レクストラヴァガンは、4〜5樽の少量生産で、さらに毎年生産されるわけではなく、良年のみしか作られない非常に希少となっています。


2003年ヴィンテージは、ボルドーで夏は日照量が非常に多く、9月には適度な雨で貴腐が進み、ソーテルヌでは特に稀にみる偉大なヴィンテージとなりました。 パーカーポイントは驚異の99点！パーカー氏も大絶賛の2003年ヴィンテージをどうぞお楽しみください。