シャトー・ラ・ベドゥースは18世紀に建てられた修道院で、スペインのサンティアゴ・デ・コンポステーラへと向かう巡礼者をもてなしていました。1930年代、このブドウ畑をファヴレット家が購入し、1982年より現在の醸造家アラン・ファヴレットがシャトーを経営。近年は2人の娘も加わり、同じ情熱をもって家族の伝統を受け継いでいます。

アランは2010年に受けたオーガニック農法の認証に誇りをもっており、オーガニック農法の厳しいルールに従い、丁寧に丹念に絶えず作業をすることで、環境に最大限配慮した最高のブドウ畑となりました。その畑では除草剤を使用せず、緑肥や天然由来の肥料を使う環境に配慮した特別な方法で栽培。機械で収穫し、温度管理するステンレススティールタンクを使用するボルドーの伝統製法で醸造を行っています。

美しく輝く深みのあるルビー色。カシスやブラックチェリーの凝縮感のある香り、リコリスの甘いニュアンスを感じます。フレッシュなベリーの果実味と程よい酸味、まろやかなタンニンが調和したスムースで飲み心地の良い赤ワイン。