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すのこの上などで、 敢えて乾燥させたブドウ を用いてワインを造る!


パスリヤージュ と呼ばれるこの特殊な製法は、フランス・ジュラ地方では ヴァン・ド・パイユ、 イタリア・ヴェネト州では レチョート アマローネ と呼ばれ、いずれの地でも 伝統的な高級ワイン として名産となっています。



乾燥ブドウで造ったワインは、甘口も辛口も存在しますが、 普通の醸造方法では真似できない独特な味わい を産み出すので、一度ハマれば病みつきになってしまいそうなほど。


これらのワインは通常の方法より手間がかかるのに加え、干しブドウから搾れる果汁はそうでないブドウよりも、大幅に少なくなってしまう事もあり、 ちょっとお値段が張ってしまうのが残念なところ ではあります…。


そんな中で フランス・南西地方 より、 手頃な価格で楽しめるパスリヤージュのワイン が入荷して参りました!



アペラシオンの名は、 パシュラン・デュ・ヴィック・ビル!



あまり聞かないAOCですが、南西地方を代表する銘酒・ マディラン と、全く同じ地域で造られてきた伝統的ワインなのです。


ガッチガチに固いイメージのマディランとは対照的に、パシュラン・デュ・ヴィック・ビルは蜂蜜のようにとろける 甘口の白ワイン で、残糖分は1リットルあたり45g以上という規定が定められています。


甘口のパスリヤージュは世界にいくつか存在しますが、フランス南西地方独自のブドウを使って造られるこのワインは、他の地域のパスリヤージュと比べてみても個性ある味わいが楽しめます。



今回当店に入荷してきた、 ピエール・ラプラス の造るパシュラン・デュ・ヴィック・ビルも、土着品種 プティ・マンサン種を100%使用 した独特な風味で、酸味が高く蜂蜜のような繊細な香り、後味のスッキリとしたマイルドな甘さが魅力の1本。


実はこの生産者、今でこそ有名な マディランのAOC制定に尽力した立役者 として知られ、マディラン地区では有名なワイナリーなのです。


今日マディランというワインが名を知られているのは、1930年代後半、ブドウ畑が消えていく当時の風潮に反し、 品質重視のワイン造り を続けていたピエール・ラプラスがあったからこそでした。


ピエール・ラプラスはAOCマディランとして初めてボトリングをした生産者であり、その後も栽培・醸造共に腕を上げ、マディランと同じ地域で造られるパシュラン・デュ・ヴィック・ビルにも、その情熱は注ぎ込まれているのです!



南西地方で造られる甘口ワイン、パシュラン・デュ・ヴィック・ビル!

造るのはこの地のパイオニア的存在として知られる、ピエール・ラプラス!

容量は500mlですが、2,000円前後で買えるパスリヤージュは貴重、最も手頃に楽しめる陰干しブドウ使用ワインの1つです!






パシュラン・デュ・ヴィック・ビル シャトー・ダイディ 500ml 2016 ピエール・ラプラス 白※ヴィンテージが異なる場合があります<br>Chateau dAydie Pacherenc du Vic Bilh w/o sorbic acid   スピード出荷

パシュラン・デュ・ヴィック・ビル シャトー・ダイディ 500ml 2016 ピエール・ラプラス 白※ヴィンテージが異なる場合があります
Chateau dAydie Pacherenc du Vic Bilh w/o sorbic acid スピード出荷

  • スピード出荷品
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商品番号 W-FR12110606

価格2,310円(本体価格:2,100円)

[21ポイント進呈 ]

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南西地方の地ブドウ、プティ・マンサン種から造られたパスリヤージュによる甘口ワイン

このワインについて

南西地方の地ブドウ、プティ・マンサン種から造られたパスリヤージュによる甘口ワイン。酸味が高く蜂蜜のような繊細な香り、後味のスッキリとしたマイルドな甘さが魅力です。プティ・マンサン 100%使用。飲み頃温度は6度。

生産者について

ラプラス家はA.O.C.マディランとして初めてワインのボトリングと販売を行った生産者です。それ以前にこの地域で生産されていたワインは全て、下位カテゴリー(今日でいうIGP)のワインとブレンドされていました。

1930年代後半、ほとんどの生産者がトウモロコシの混作・複合型(ポリカルチャー)から単一栽培(モノカルチャー)に切り替えていく中、ラプラス家はマディランからワイン畑が消えてしまわないよう、その流れに反して品質重視のワイン造りへと動き出しました。先々代フレデリック・ラプラス氏は、A.O.C.マディラン取得(1948年)にも尽力したマディランのパイオニア的存在です。 その後、1960年代に跡を継いだ息子ピエール氏が区画整理と醸造技術の改良を推し進め、現在に至るワイナリーの基礎を築きました。

今日でもラプラス家はこの地域では先駆者として、高品質ワインの生産者として、そして何よりも、友好的で心の広いワイナリーとして非常に高く評価されています。

現オーナー、フランソワ・ラプラス氏は独学でこれまでやってきました。若い頃に経営を学び、地元の銀行で数年働いた後、実家のワイナリーへ戻ってきました。彼は新しいワインを世界中から発見しようと常に好奇心をもっています。また、タナ品種とマディラン地域の、ワイン界での輝かしい未来を確信しています。

ラプラスにとっての目標は、マディラン地域とタナ品種の個性を伴った魅力的なワインを生産することです。それぞれのワインはそれぞれのカテゴリー内で優秀であるべきで、他のワインと比べて劣ったものを造るべきではないと考えています。

完全に有機栽培をしないのは、ベト病が発生した場合、完全有機栽培では農薬を使うことが禁止されているため、病気に対応できなくなるからです。マディランの土地は非常に暖かく湿気も多いため、ベド病が発生する危険がとても高く、そのための準備が必要なのです。

環境に配慮し、それぞれのテロワールの個性を尊重すること。栽培家によるブドウへの干渉は全て自然の法則に則り、化学的な手法には頼りません。除草剤、農薬、ボトリティスに対する抗生剤などはこれまでに一切使用たことがありません。(土壌のバランスを保つためにオーガニック肥料を使用することはあります。)

ラプラス家は高い株密度を非常によいものと認識しています(8,000株/1ha これは同AOCの平均株密度の2倍)。目標は、タナのセパージュ比率を年々高くしていくことです。タナはこの地域特有の非常にユニークな品種だからです。

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