赤、白、ロゼに続く「第４のワイン」として、ひそかなブームになっているオレンジワイン。


白ぶどうの果汁を圧搾したあと、搾ったぶどうの果皮や種を、短時間だけ果汁に浸して醸す、赤ワインのような方法で白ワインを造ります。果皮等から抽出された色素がワインに移り、オレンジ色になることから「オレンジワイン」と呼ばれています。


このオレンジワインを造ったのは、イタリア北部美食の街ミラノを有するロンバルディア州オルトレポ・パヴェーゼで、１８６８年に創業したワイナリー　トラヴァリーノ社。美しい田園風景に囲まれたぶどう畑は、現在、５代目にあたるコミ家が所有しています。


旨味がたっぷり含まれる澱と一緒に、５か月間ステンレススチールタンクで熟成されたワインは、輝きのあるアンバーカラー。チェリーのシロップ漬けやラズベリーの芳しい香りが立ち昇ります。優しい酸味と旨味、控えめなタンニンのバランスが良く、しっかりとしたアルコールを感じる、飲み心地の良いワインです。


赤ワインと白ワインのいいとこどり、日々のお食事にも合わせやすいオレンジワインを、この機会にぜひお試しください！