アンリ・ド・ヴォージャンシーは創業1732年、所有する8ヘクタールはすべてグランクリュ・オジェという、コート・デ・ブランを代表する名門。

テーマ・パークやテーマ・レストランとはよく聞きますが、｢テーマ・シャンパンメゾン｣になっていると言う、世界的に見ても珍しいメゾンです。

テーマは「結婚」で、近くの教会で結婚式を挙げたカップルが2次会食堂を使用したり、1820年〜1920年当時の結婚をテーマとした博物館が併設されているのだとか。 記念宝石、家具、調度品、衣装、風習や儀式にまつわる資料が多数展示されています。

醸造家パスカル・アンリは「1年のほとんどの時間を畑で過ごしています」というだけあって、樹齢40年以上の古樹畑で厳格なリュット・レゾネ栽培に取り組み、 極上のブラン・ド・ブランを造っています。

ラ・ミス ブラン・ド・ブラン　ブリュット グラン・クリュ　ミレジムは、そんな彼が愛する奥様（デルフィーヌさん）に捧げるために造った特別作品で生産本数は1040本のみ。

彼の作品は需要が生産量を上回っており、ガイドなどにも一切出店しないのです。

通常はシャンパーニュというと食前酒、乾杯などに使われることが多いシャンパーニュですが、当主パスカル・アンリ氏が言うように美味しい食事とのマリアージュ（結婚）にもオススメです。

結婚式の乾杯や引き出物にはもちろん、結婚記念日、プロポーズ、特別な女性への贈り物にいかがでしょう？