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商品番号 W-NZ20071604
価格2,376円(本体価格:2,160円)
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この商品の平均評価: 4.00
非公開 投稿日:2021年09月30日
甘口だけどジンジャーのパンチが効いてキリっと感も味わえる他にない一本です。他にないワインなので個性的なワインを探されている方は是非試してみてください。 炭酸割りでも楽しめそうなワインです。
突然ですが、ジンジャーワインってご存じですか?
イギリス生まれ、その名の通り「ジンジャー=生姜」と「ぶどう」を、一緒に醸して造ったワインなんです。
日本ではあまりなじみがありませんが、このジンジャーワイン、実は、300年近い歴史のある飲み物。18世紀中頃から作られ始め、19世紀にコレラが流行した時には、生姜の薬効成分が体にいいという噂が広まり、売り上げを伸ばしたという記録が残っています。
生まれ故郷のイギリスでは、子供やアルコールが飲めない方のために、ノンアルコールのジンジャーワインがあったり、食器棚の片隅にいつも鎮座していたりする、どの家庭でもよく見かける飲み物なんだそうです。
今回ご案内するのは、
●ニュージーランド生まれのジンジャーワイン
オーストラリアと同様、イギリスの植民地だった時代もあるニュージーランド。 イギリスの文化の影響を色濃く残しています。
そんなニュージーランドでも、ジンジャーワインは割とポピュラーな飲み物だそうで、そのままはもちろん、アイスにかけたり、お肉やお魚に振りかけて蒸し料理に使うなど、日々の食卓に欠かせない、日本でいうお醤油のように身近な存在なんだそうです。
そうは言っても、見たことも聞いたこともないジンジャーワイン、どんな人が、どんなふうに造っているのか気になるところです。
このキャヴァリア グリーン・ジンジャーワインを造ったのは、 ワイン醸造家であり、ビール醸造家でもあるという異色の経歴をもつ、ジョシュ・スコット氏。受賞歴多数のクラフトビール醸造所MoaBeerのオーナーで、ニュージーランド初のシセローネ(=ビアソムリエの国際資格)でもある方なんです。
彼は、ワインメーキングの修行のために、世界のワイン産地を巡るうち、「良いワインを作れる土地なら、良いビールも作れるのではないか」という発想に至りました。
そして、故郷に戻り、父であるアラン・スコット氏と一緒にワインを造るかたわら、ワイナリーの敷地内に作った醸造所MoaBeerで、ワインの醸造技術をも駆使して、クラフトビールを造っています。
そんなジョシュ・スコット氏の造るこのワイン、マールボロを立ち上げたメンバーのひとりである、父アラン・スコット氏の造るリースリングと、ニュージーランドで栽培されてた風味の強い生の生姜のエキスを一緒に発酵させ、優しい甘みを残して仕上げた、父と子の合作ともいえるクラシックなスタイルのジンジャーワインなんです。
さて、気になるそのお味はというと…
淡めの琥珀色の、少しとろりとした外観。
ピリッとした生姜の刺激的な香りと、ハチミツやローズマリーなどのハーブの香り。アプリコットやはちみつ漬けの金柑などの、貴腐ワインのような複雑な香りもあります。
生姜特有のピリッとした刺激が印象的。リースリング由来の酸味と、素朴な甘さが口いっぱいに広がり、ジンジャーの熱い余韻が、長く長く続きます。
体が火照ってくるほどの、刺激的な生姜のあじわい!
一度ハマると、クセになりそうです…。
日本ではあまり見かけないジンジャーワイン。
少し冷やしてそのまま飲んだり、オンザロック、炭酸割り、ジンジャーエールでもっと刺激を足してみたり、ウィスキーで割ればウィスキーマックというカクテルに…と、楽しみ方は無限大。
新しい感覚の刺激的なジンジャーワイン、この機会にぜひお試しください!