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商品番号 W-BD18021307
価格7,249円(本体価格:6,590円)
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クラシカルなボルドースタイルのワイン
このワインについて
生産者について
クラシカルなボルドースタイルのワイン
このワインについて
ブドウ品種の配合比率はヴィンテージによっても違いますが、カベルネ・ソーヴィニョンが約80%、メルロが約20%となっています。以前はカベルネの比率が70%ほどだったので、現在に至るまでカベルネの割合を高くしてきています。2013年にはカベルネの比率を96%にまで高めたこともあったほどです。その影響で、ワイン全体が骨格のある引き締まった味わいに変化しました。カベルネが主体であるため、クラシカルなボルドースタイルのワインと評されています。骨格がしっかりしているため味わい深く、複雑性のある香りを持ちます。カシス・ハーブ・スパイスに加え、杉・メントールなどカベルネ特有の香りも感じられます。タンニンはワインによく溶け込んでいて悪目立ちすることなく、甘やかな果実味はボルドーのスタイルそのものです。
生産者について
メドック格付け5級のシャトー・ランシュ・ムーサは、ボルドー・ポイヤックで最大級の規模の敷地を保有するシャトーです。現在はボルドーのネゴシアンとしても有名なカステジャ家がオーナーを務めています。16世紀には存在していたとされ、18世紀に所有者であるピエール・デュルイヤールの娘・エリザベスがトーマス・ランシュと結婚しました。シャトー名はランシュの名前に由来しています。夫妻は息子のジャン・バティスト伯爵に畑を託します。
19世紀まで、シャトー・ランシュ・ムーサは、同じく5級格付けであるシャトー・ランシュ・バージュと、もともと1つのシャトーでした。ジャン・バティスト伯爵が保有していた畑が分割されて新たに誕生したのがランシュ・バージュであり、ランシュ・ムーサが本家に該当します。
1855年にメドック格付け5級を得るものの、その後は次第に没落して品質が低下していってしまいました。世界大戦の影響もあり、20世紀初めごろには、ブドウ畑はほぼ手付かずで放置されていたような状態でした。
状況が変わるきっかけになったのは1919年のこと。4級格付けのデュアール・ミロンの所有者としても有名なカステジャ家が、ランシュ・ムーサの新たな所有者となりました。カステジャ家は醸造所のリニューアル・畑の改良を進め、近代的な設備を整えました。その後も評価は伸び悩んでいましたが、1994年から品質が向上したと認められるようになりました。