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<テイスティングコメント> エッジが赤みがかり、全体的に茶色の色調が現れたダークチェリーレッド。 濃縮感のあるカシスやブラックベリーなど黒系果実、ドライフルーツ、なめし革、湿った土、トリュフを思わせる熟成香。針葉樹やオークのニュアンス、スパイス香など複雑かつ豊かなアロマが広がります。 アタックは落ち着いた印象で、コクのある果実味が感じられます。中盤から後半にかけて伸びやかな酸が広がり、大変エレガントです。 タンニンは緻密で、熟成によりワインに溶け込み滑らかで、旨味となって余韻まで長く続きます。 熟成状態が良く、古酒らしい香り・味わいが堪能できます。 pick up
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10年以上にわたり人気の衰えない傑作、 シャペル・ド・ポタンサック。
流行り廃りが激しいワインの世界、しかも銘醸地にして激戦区のボルドーにあって、こんなにも長期にわたり支持されているのは、相応の実力があるからに他なりません。
愛好家から絶大な評価を得るシャトー・ポタンサック、そのセカンドとして誕生したシャペル・ド・ポタンサックですが、大きな注目ポイントが…
●第2級シャトー・レオヴィル・ラス・カーズのスタッフたちが造っている!
という点、文句無しに一流と呼べる生産者の手掛けたワインなのです!
著名な評論家も 「格付けシャトー並みの品質」 とまで評するポタンサック、そのセカンドとはいえクオリティは優秀で、飲んでみれば手抜きなく造り込まれているのが良くわかります。
それでいてお値段はリーズナブル、まさに 「ハイコスパ」を体現したような1本 なので、これだけ愛され続けているのも当然、きっと一度は味わったお客様も多い事でしょう。
そんなシャペル・ド・ポタンサックですが、あまり知られていないのが…
●かつては「シャトー・グーディー・ラ・カルドンヌ」という名前だった事!
2003年に初リリースされたシャペル・ド・ポタンサック、それより以前のポタンサックのセカンドは、このラベルで流通していたのです。
現役ラベルが有名な一方、グーディー・ラ・カルドンヌの存在を知る方は相当「通」な方だと思いますが、実は聞き慣れないのも当然の話で…
●現在の日本では、ほとんど出回っていない銘柄!
ネットで検索しても、情報すらほとんど出てこないレアワインなのです!
今回当店では、その 希少にして入手困難 な1999年ヴィンテージを、運良く確保する事に成功しました!
さっそく試飲してみたところ、まずは見事なまで美しく熟成した状態の良さに驚き!
凝縮感のある果実味が健在でしっかりと骨格を保ち、複雑味を備えつつ全体的にエレガント、溶け込んだ緻密なタンニンが心地良く、 良質な熟成ボルドーの魅力を存分に満喫できる1本 でした。(詳細なテイスティングコメントはページ下部に別記しています)
醸造についても現在と同様、ラス・カーズのスタッフ達が当時から手掛けていた模様で、ただ珍しいだけでなくクオリティも秀逸、愛好家の方はチェックしておいて損は無いと思います!
シャペル・ド・ポタンサックの前身、入手困難なグーディー・ラ・カルドンヌ!
日本ではほとんど流通していない、希少な約20年熟成ヴィンテージが限定数入荷、ボルドー好きなら必見の掘り出し物です!