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エレガントで繊細ながらも、複雑で洗練された味わいが魅力 このワインについて シャトーを代表するメドック第2級格付けワイン。長期熟成に耐えうる力のあるワインで、エレガントで繊細ながらも、複雑で洗練された味わいが魅力です。伝説的なヴィンテージは、1921年、1929年、1982年、1990年、2009年。シャトー・モンローズのワインは「晩熟」であることが特徴。中には50年もの熟成に耐えるものもあると言います。その点からも、5km離れたポイヤック村の1級ワイン「シャトー・ラトゥール」と比較されることもしばしば。 力強く、パワフルなその味わいはカベルネ・ソーヴィニヨンの特徴が前面に押し出されたものでしたが、1970年代後半から、世の中の風潮に合わせてメルローの比率を増やした軽い飲み口のものが造られるようになりました。 しかし、1986年以降は、シャトー持ち前の力強いスタイルに戻り、歴史に残るヴィンテージワインを生み出しています。 現在シャトー・モンローズで使用されているブドウ品種は、カベルネ・ソーヴィニヨン60%、メルロー32%、ここに、エレガントなアロマを持つカベルネ・フランを6%、華やかでスパイシーな香りを持つプチ・ヴェルドを2%ブレンドしています(品種の比率はシャトー・モンローズ公式サイトより抜粋)。 生産者について フランス・ボルドーのジロンド河沿い、メドック地区の最北端に位置するシャトー・モンローズ。そのテロワールは、地質学者に「エリートコア」と呼ばれるほど、恵まれた土壌で育まれています。メドック地区の最北部にあるサンテステフ村。その高台にあるのがシャトー・モンローズです。ジロンド河を望むその美しいシャトーの歴史は、1778年にまで遡ります。エチエンヌ・テオドール・デュムランは当時「エスカルジョンの荒野」と呼ばれていた未開のこの土地を購入しました。ヒース(ツツジ科の低木)で覆われた土地は、秋に薔薇色の花でいっぱいになることから、モン(山)ローズ(薔薇)という名がつけられたと言います。 フランス・ボルドーのジロンド河沿い、メドック地区の最北端に位置するシャトー・モンローズ。そのテロワールは、地質学者に「エリートコア」と呼ばれるほど、恵まれた土壌で育まれています。 メドック地区の最北部にあるサンテステフ村。その高台にあるのがシャトー・モンローズです。ジロンド河を望むその美しいシャトーの歴史は、1778年にまで遡ります。エチエンヌ・テオドール・デュムランは当時「エスカルジョンの荒野」と呼ばれていた未開のこの土地を購入しました。ヒース(ツツジ科の低木)で覆われた土地は、秋に薔薇色の花でいっぱいになることから、モン(山)ローズ(薔薇)という名がつけられたと言います。 pick up
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メドック格付け第2級、1778年にまで遡る歴史あるシャトー・モンローズ。
同格シャトーの中でもトップクラスの人気と実力を備え、サン・テステフで最高位に位置づけられる絶大な評価を得ています。
■バラの山、別名「サン・テステフのラトゥール」!
モン・ローズとはその名の通り、「バラの山」を意味しています。
川沿いの高台にある畑はかつて荒野だった土地で、自生するエリカが咲く時期には一面が薔薇色に染まり、その景観がシャトー名の由来になったのだとか。
そんな名前の優雅なイメージとは裏腹に、モンローズはとりわけ力強いワインを産み、その濃厚で筋肉質なスタイルから「サン・テステフのラトゥール」と呼ばれる事も。
■例年通りの力強さを備える2011年ヴィンテージ!
2011年の9月1日、収穫まであとわずかというところを迎えていた、メドックの一部地域に激しい雹が降り注ぎます。
この雹害はサンテステフのシャトーに甚大な被害を与えたものの、モンローズは不幸中の幸いにして、影響をごく一部の区画だけに留める事ができました。
オフヴィンテージとまではいかなくとも、全体的に良年とはされない2011年のボルドーですが、世界の評論誌を見る限りモンローズの場合は、例年通りの力強さとクオリティを見せつけてくれる模様。
付近のヴィンテージと比べて価格が割安な事を考えれば、ボルドーの一流品として狙い目と呼ぶに相応しいでしょう!
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